ヘーベルハウスの2階リビングにする際の注意点

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けーいちです。 これから注文住宅を建てようと考えている方が、間取りを検討する上で恐らく最初に選択をすることになるのが、リビングを1階にするか2階にするかではないでしょうか?

今回は、ヘーベルハウスで2階リビングを選択した私が、詳細なプランを検討している段階において、初期段階から知っていたほうが良いかもしれないと思った注意点を紹介していきます。

この記事は、ヘーベルハウスでの話を中心にお伝えしますが、中には他のハウスメーカーでも同様となりうることもあると思いますので、参考にしていただけたらと思います。

 

こんな人にオススメ
  • 間取りを2階リビングで検討中の方
  • リビングを1階にするか、2階にするかで悩まれている方
  • 床材やお風呂の設備、窓にこだわりを持っている方

 

 

床材(フローリング)

ヘーベルハウスでは、フローリングの床材は標準が突板フローリングとなっており、突板でも2種類(HWシリーズ、Fシリーズ)から選べます。

また挽板は3種類(Hシリーズ、Fシリーズ、OLシリーズ)から選べます。

無垢フローリングも2種類(ウォールナット、ミャンマーチーク)から選べます。

そしてシートフローリングとなるアドバンスドフローリングは2種類(Hシリーズ、Fシリーズ)から選べます。

これらの床材について詳しくは別の記事で紹介できたらと思いますが、上記の通り全部で9種類のフローリング材から選ぶことが出来るのですが、このうちFREX(重量鉄骨造)の場合2階で使用できるものは、突板のHWシリーズ、挽板のHシリーズ、アドバンスドフローリングのHシリーズの3種類のみとなります。

フローリング材にこだわりを持たれている場合、一番多くの時間を過ごすリビングに無垢フローリングを使いたいという方もいると思いますが、残念ながらFREXの場合だと無垢フローリングは1階のみとなるようです。(この理由を機会があれば調べておきたいと思います)

窓については、FREXか否かに関係なく、1階で選択出来る窓の種類や大きさと、2階で選択できる種類や大きさに違いがあります。

例えば、掃き出しピクチャー窓という、中央がピクチャー窓になっていて、両サイドが掃き出し窓となっているものは2階での設置はありません。

また、ヘーベルハウスで一番人気のフォールディングウィンドウという大開口を実現する窓についても、1階でのみフリー開閉の窓を選択することができたりします。

また、窓については防火地域または準防火地域の場合、そもそも選択できる窓の種類や大きさに違いがあるため、更に選択の幅が狭まります。

浴室

リビングが2階の場合の多くが、同様に2階に浴室となっているケースが多いかと思います。恐らくこの浴室については、ヘーベルハウスのみではなく、各メーカーによる仕様であるかとおもいますが、それぞれ下記のオプションが2階に浴室がある場合選択できません。

TOTO

おそうじ浴槽という浴槽の掃除を自動で行ってくれる超便利機能により、毎日入浴後に使用することで手洗いの掃除は2週間に1回程度でよくなるオプションがあります。

この機能が1階の浴室のみ設置可能となっています。

また、おそうじ浴槽の機能として、自動排水栓という機能が付いており、入浴後に自動的に排水し、掃除を行った後、お湯はりまでを自動化することが出来る機能があるようですが、これもおそうじ浴槽が付けられなければ使えない機能となります。

このお湯はり機能やおそうじ機能はHEMSとの連携も可能で、外出先から帰宅する際に、お湯はりをしておくということが出来るのがとても魅力的だったので、とても入れたい機能だったのですが、私の場合2階に浴室のため、敢え無く導入できずとなりました。

また、この他にジェットバスについても2階での設置は不可能となります。

セキスイ

セキスイの浴室ではマイクロバブルというオプションが1階のみ選択可能となっています。

このマイクロバブルは、極小の泡が、毛穴の汚れや古い角質を取り除き、美容や温浴に効果を発揮するものだそうです。

LIXIL

TOTOと同様に、ジェットバス(2穴)の機能が1階浴室以外では選択できません。

LIXILのジェットバスは、壁のリモコン操作で、噴流の角度をお好みで変えることができたりするようです。

また、セキスイと同様にLIXILもマイクロバブルをつけることができますが、こちらも1階のみの設置となります。

床下収納

床下収納についても、恐らくヘーベルハウスに限ったことではないと思いますが、キッチンなどにつけられていることが多い、床下収納については、2階でも設置可能な場合はあるようですが、1階に比べ2階の設置のほうが深さが浅くなるようです。

そらのま

ここまでは、2階リビングの際に選択できなくなる仕様等を紹介しましたが、今度は逆に2階リビングならではの仕様として、「そらのま」があります。

そらのまとは、ヘーベルハウスが「アウトドアリビング」として提案している広々としたベランダをリビングの延長線として持つことにより、開放的で広々とした空間を演出でき、それでいてルーバーなどの設置により、外からの視線を気にすることのない空間を作ることができるものです。

恐らく住宅展示場でヘーベルハウスを訪れた方の多くが、このそらのまの虜になり、必然的に2階リビングの選択となっているケースが多いかと思います。

かく言う私もその一人で、ヘーベルハウスで注文住宅を建てるなら絶対に欲しいものの1つが「そらのま」でした。そんため、上記で紹介してきたように、2階リビングの場合に選べなくなるものもそれなりにあるものの、そらのまが欲しかったという点で、2階リビングの選択については後悔がありません。

ちなみに1階リビングで同様にアウトドアリビングを演出する作りとして、「そらから」という中庭がありますが、これの場合基本的にはお隣さんなどからの視線は入ってくることになるため、そらのまほど気楽に過ごせる空間ではないかと個人的には思っています。

ウォーターサーバー

2階リビングに決めたあとで、ふと自宅のウォーターサーバーのボトルの交換を行っていて気づきました。

新居に行ったら、24kgの重たい水を持って階段登るのはしんどい!

しかしながら、いつでも美味しくて冷たいお水や熱いお湯がすぐに出せるウォーターサーバーは今の生活には欠かせなくなっていますし、今年11月には第二子が産まれる予定なので、なおさら必要です。

色々探して見つけました!

「ウォータースタンド」なら水道直結で水を給水し、高機能な浄水装置が付いているため、美味しいお水を飲み放題というスグレモノです。

もちろん、冷水やお湯を出すことが出来るサーバーも用意されているので、我が家は新居ではこのウォータースタンドに切り替えることに決定しました。

恐らく同じような悩みを抱えている方もいらっしゃると思うので、1週間お試しキャンペーンをされているため、この機会に試されてはいかがでしょうか?

まとめ

今回はヘーベルハウスで2階リビングにした際に注意するべき点などをご紹介しました。

この様に2階リビングだといくつかの制約がありますが、これだけは譲れないというものが特になければ、私としては2階リビング自体は多くのメリットがあると感じているため、ここで紹介したような制約があることを留意した上で2階リビングのメリットを選択されることは十分によいと感じています。

また別の機会で、2階リビングのメリット・デメリットについてもお伝えできたらと思います。

 

また、これからマイホームを建てたいと考えている方で、ヘーベルハウスが気になるという方は、更に詳しい話や様々な相談を私と行える場を設けましたので、是非お気軽にご相談ください。