階段下の有効活用(収納・ワークスペース)

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けーいちです。 今回は階段下の有効活用法について、ヘーベルハウスでの選択肢を紹介いたします。

 

こんな人にオススメ
  • デッドスペースをうまく活用したいと考えている方
  • ワークスペース(書斎)を設けたいと考えている方
  • ヘーベルハウスで検討している方
 

 

階段下収納

最もオーソドックスな活用が階段下収納ではないでしょうか?

ヘーベルハウスのモデルハウスをいくつか見ましたが、効率よくスペースを使おうとすると、必然的にそうなるのか分からないのですが、ほとんどの1階から2階の階段がUターン階段になっている気がしました。(2階から3階などは直線階段が多かったイメージです)

このUターン階段の下を収納スペースとして使うのですが、正直Uターン階段だと普通に想像したらこの様になって、あまり多くの収納はできないなぁと思いました。

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もちろん、これでも今のマンションに比べたら、十分な収納力なので嬉しいです。

ですが、突如注文住宅を検討しだした当時(3ヶ月前)の私には衝撃的だった収納がこちらです。

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そうです。階段下床下げ収納というもので、約40cm程度でしょうか、床を下げてしまうことで、大きな有効スペースを生むことができています。

どちらもヘーベルハウスのカタログにある写真をお借りしたものなので、いずれかを選択可能ですが、条件が合えば階段下床下げ収納にしたいですよね。

ただ、この床下げについては、その土地の地盤等の条件により出来るかどうかは変わってくるようです。

 

我が家はというと、最初はUターン階段を想定していたのですが、最終的に直線階段の採用になりました。

この場合でも横120cm、奥行き90cmほどのスペースを確保できました。

しかし、この直線階段の場合は床下げをすることができないそうです。

ただ、ちょうど2階に上がったところのフラットになった部分の下になるので、床下げせずとも十分なスペースが取れそうです。

恐らくUターン階段のときよりも有効な空間の容積としては大きい気もします。

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階段下ワークスペース

元々私が最初に提案を受けた間取りの時の階段下の活用が、ワークスペースでした。

今回のマイホームを持つ目的の1つとして、私のテレワーク用の書斎が欲しいというのがあり、これまで住宅展示場に行く前までは、書斎なども含めて「部屋」の概念として少なくとも4畳程の広さがあるものという固定観念があったのですが、住宅展示場にいって、2畳ほどのワークスペースとしての活用などを見て目からうろこでした。

 

ただ、Uターン階段の下で上記の床下げ収納の様に、床を下げて有効高を広げても、ワークスペースとしては少し窮屈な感じがありますよね。

そんな疑問にこの提案された図面が答えてくれました。

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分かりますでしょうか?

青枠で囲った階段下床下げ収納となっている部分が、ワークスペースなのですが、その横(図面の上側)には上っていく階段があります。つまり、この階段下床下げ収納となっているスペースは、1畳分ほど横にスペースを追加して部屋として十分なスペースを確保しているのです。

なので、この部屋のためだけに確保したスペースはたった1畳分で、階段下部分を活用することで、倍の広さを確保したことになります。

ちょっとこれだけだとイメージがしにくいと思うので、モデルハウスでこの部分と同じ形になっているコーナーがありましたので、写真を撮ってきました。

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手前側がスペースを追加された部分で、奥が階段下になります。

十分な広さですよね。

テレワークが増えてきた方にはうってつけのスペースになりそうです。

もちろん、上記で紹介したUターン階段の下だけの床下げだけでは物足りないという方の収納スペースとして確保することも同様に可能になりますので、たった1畳分の追加で広々した空間を活用することができそうです。

 

階段下床下げ収納はヘーベルハウスだけ?

この答えは確証が持てませんが、私がざっくり調べた限り、ヘーベルハウス以外でやっていると思われる記事やブログは見当たりませんでした。

では、なぜヘーベルハウスはこれが出来るのでしょうか?

その答えは恐らく他のハウスメーカーとの大きな違いである、床板がヘーベル板だからというところにあると思います。

ヘーベルハウス以外の各ハウスメーカーは、鉄骨造であっても床下に木材が一部使われているそうです。そのため、必ず床下にも湿気対策を施す必要があり、当然基礎の中に床を作ることはできないことになるのですが、ヘーベルハウスの場合、床板として使われているのもヘーベル板のため、その調湿性の性能がしっかり機能し、床下げをした形で、基礎の中に床を作ることが実現できてしまうというところだと思います。

 

ヘーベルハウスについて気になった方は、是非下記のタウンライフさんで、気軽に間取りの提案をもらってみてはいかがでしょうか? 

ヘーベルハウス以外のハウスメーカーからもいくつか間取り提案をもらうことで、より検討しやすくなると思います。