けーいちです。 今回も前回に引き続き、ヘーベルハウスのキッチンHシリーズの最後の1つ、トクラスのキッチンについて紹介いたします。
我が家は最終的にこのトクラスのキッチンの27P型に決定しました。
- ヘーベルハウスで建てることを検討されている方
- トクラスのキッチンについて気になる方
- 設備仕様の検討を進められている方
Hシリーズ トクラス
トクラスのキッチンは、メーカーのラインナップとしては3種類ほど提供されておりますが、ヘーベルハウスのHシリーズとして選べるキッチンは「Berry」をベースとしたものになるようです。
ただし、こちらも他と同様に様々な点でヘーベルハウス仕様となっている部分がありますので、メーカーのショールームで確認をする際は注意をしてください。
選べるサイズは、26I型、23I型、24P型、27P型の4パターンとなります。
主な特徴
ワークトップ&奥までシンク
トクラスのワークトップは人造大理石のクラストンというタイプが基本仕様となっています。このクラストンは、汚れが染み込みにくく、熱に強く、更にすり傷程度であればすぐに市販のナイロンたわしできれいに出来るという素材です。
また、選択仕様のテノールは、新質感人造大理石としてクラストンの特徴に加え、ウォールキャビネット等の高いところから缶詰などを落としても割れにくいほどに衝撃に強く、エンボス調表面加工のため点接触となり傷が付きにくく、目立ちにくい質感となっています。熱にも強く、350℃で空焼きしたフライパンを10分間放置しても割れにくく変色もしにくいものになっています。
また、シンクは奥行き54cmもあるため、上記の画像の通り直径30cmのフライパンなども入る広さです。
またI型では、カウンター奥のバックガードを高く立ち上げたハイバックカウンターとなっており、そこにハンガーアイテムを取り付けることができるため、よく使うキッチンアイテムをすぐに手が届くところに配置し、カウンターに直置きではないため、広々使え作業が捗ります。
ベースキャビネット(収納)
火まわり・水まわり・調理スペースと作業ゾーンごとに、よく使う調理アイテムが、パッと見つかり、スッと取り出せる適所収納です。
水まわりゾーン
包丁等のよく使うアイテムは扉裏収納に入れられるので、少し引き出すだけでサッと取り出して使うことが出来ます。
調理スペース
火まわり
また、全てのゾーンの下段にはストック収納として使える引き出しが用意されており、500mlの缶やカセットボンベなどを立てて収納できるため、季節モノなどを含め収納力が抜群です。
レンジフードファン
トクラスのレンジフードファンは、水平渦巻きによる高い集煙性と、「フロントキャッチ方式」で、内部への汚れの侵入を抑えます。
これにより、内部ファンの清掃は10年間不要となっています。
また、非常にコンパクトなフィルターとなっており、中央のツマミを持って取り外しも簡単で、ぬるま湯につけ置きするか、食洗機で洗うことが可能です。
選択仕様
カウンター
上記でもお伝えしたとおり、カウンターは選択仕様として新質感人造大理石のテノールを選ぶことが出来ます。
標準仕様はクラストン(人造大理石)となります。
LIXILのセラミックカウンターに比べ、テノールは5万円ほどの追加で選択可能なので、手頃な価格で高級な質感と高い機能性を手に入れることが出来、我が家も結局LIXILのセラミックカウンターを諦め、テノールに決めました。
背面収納
基本仕様では、キッチン背面に収納が付きますが、こちらを収納をなくし、カウンターとして使用することも可能です。
コンロ
コンロはガスコンロとIHヒーターの2種類と、レンジフードファンとの連動があるかなどから選択が出来ます。
水栓
基本仕様は浄水器一体型の水栓となっています。
また、トクラスの浄水器は13+4物質を除去する性能トップレベルの高性能カートリッジを水栓本体に内蔵しています。
選択仕様としては、浄水器と別々になったタイプやタッチレス水栓が選択出来ます。
レンジフードファン
レンジフードファンは、上記でお伝えしたサイクロン型のものが基本仕様となりますが、P型の場合は両サイドから水平渦巻によるサイクロン型のものが基本仕様となり、上記でお伝えした形のものは選択出来ません。
これ以外に下図のような、他のメーカーと同様のサイド型レンジフードファンも差額なしで選択可能となります。
食器洗乾燥機
基本仕様では食器洗乾燥機は付属しません。
食器洗乾燥機を選択する場合は、プルオープンタイプ、プルオープンディープタイプの2種類から選択可能です。(深さが異なる)
まとめ
ヘーベルハウスのキッチンHシリーズのトクラスを紹介いたしました。
トクラスのキッチンは、ワークトップの性能などが基本仕様でも十分よいことと、収納もとても充実していることがポイントになると思います。
ただし、ハンガーアイテムなどが1つのウリではありますが、これを選択するためにはI型のキッチンにする必要があるため、P型(ペニンシュラタイプ)にする場合は、ハンガーアイテムなどの利便性は得られないので注意が必要です。
こちらのトクラスも、キッチンをリフォームすることを検討されている方にも大変オススメですので、リフォームの提案を受けたいという方は、是非下記から提案を受けてみてはいかがでしょうか?