けーいちです。 前回に引き続き、ヘーベルハウスの浴室について紹介していきます。
今回はFシリーズとなります。FシリーズはTOTOとセキスイの2社から選択できます。
その中で今回はTOTOについて紹介いたします。
前回のHシリーズのTOTOから、選択できる幅が狭まった形のものとなっており、多くの点で重複する内容となるかと思います。
- ヘーベルハウスで建てることを検討されている方
- TOTOの浴室について気になる方
- 設備仕様の検討を進められている方
- 浴室のリフォームを検討されている方
Fシリーズ TOTO
Hシリーズの記事でもご紹介したとおり、TOTOの浴室は、戸建て向け商品のメーカーラインナップとしては、「シンラ」と「サザナ」の2種類が提供されています。
この中でFシリーズのTOTOでは、「サザナ」をベースとして提供されているようです。
ただし、他の設備などと同様に、メーカーがもともと一般向けに用意しているものとは、様々な点で異なるヘーベルハウス仕様となっている部分がありますので、メーカーのショールームで確認をする際は注意をしてください。
HシリーズのTOTOもサザナをベースとしていますが、Fシリーズでは標準仕様の水栓が異なることや、ミラーについてHシリーズはワイドミラーとなりますが、Fシリーズは縦長のミラーとなる点などが主に異なります。
また、Hシリーズはシンラの機能などを選択仕様で取り入れることができましたが、Fシリーズではそのようなオプションはありません。
選べるサイズは、1717、1317の2種類となります。
浴室のサイズの見方については、下記の記事を参考にしていただけたらと思います。
主な特徴
ひろびろバスルーム
浴室のサイズの記事でも紹介しているものですが、1717サイズや、1317サイズは、もともと1616サイズ(1坪タイプ)、1316サイズ(0.75坪タイプ)です。
TOTOのひろびろバスルームは、従来の1616サイズと同じ空間に、それぞれ5cm長くした1650mm x 1650mmのバスルームとなっています。
これにより、浴槽も5cm長く取れますし、洗い場のゆとりも5cm取れます。
この5cmは意外と大きな差になるかと思います。
お掃除ラクラク ほっカラリ床
お掃除ラクラクほっカラリ床は、床の内側にクッション層を持っていることで、畳のようなやわらかさを実現し、断熱材の役割も果たすので冬場でも冷たく感じることはありません。
お掃除をする際に床に膝をついても、クッション性により痛みを感じにくいというのも嬉しいですよね。
魔法びん浴槽
4時間後の湯温の低下を約2.5℃以内に抑制。断熱材と断熱のラクかるふろふたで浴槽をしっかりと包み、追いだきなしでもすぐ入浴できます。
選択仕様
浴槽
クレイドル浴槽(お掃除ラクラク浴槽)
ラウンド浴槽(お掃除ラクラク浴槽)
※1317サイズには浴槽内にステップはありません。
クレイドル浴槽とラウンド浴槽はどちらも基本仕様として選択可能です。
クレイドル浴槽は、美しいカーブと包み込むような入浴感が特長の浴槽となっています。
ラウンド浴槽は、高い節水効果を持ちながら、ゆったりとした浴槽です。
シャワー水栓
エアインクリックシャワー
基本仕様は上記のシャワー水栓で、湯水に空気を含ませることで、一粒一粒を大粒化し、大幅な節水をしながらたっぷりとした量感を感じることができます。手元のボタンで吐水・止水が可能な水栓となります。
コンフォートウエーブシャワー(3モード)
選択仕様として、Hシリーズでは標準だったコンフォートウエーブシャワー(3モード)に変更することが可能です。
浴室乾燥暖房機
基本仕様には含まれておらず、浴室乾燥暖房機を追加することが出来ます。
浴室テレビ
入浴しながらテレビを見たい方向けに、24型ワイドテレビを付けることができます。
床ワイパー洗浄
入浴後にボタンを1回押すだけで、自動で床全体にきれい除菌水を噴出し洗浄してくれる機能となります。
この床ワイパー洗浄を使うことで、数週間に1回程度掃除をするだけでも、きれいを保てるスグレモノです。
「きれい除菌水」については下記の記事を御覧ください。
ジェットバス
勢いのある噴流で刺激します。可動式ノズルのため噴流の方向も調節できます。
こちらは1階浴室のみ設置可能となります。
おそうじ浴槽
浴槽の角に洗剤(バスマジックリン)を入れるところがあり、ふたを閉めておそうじボタンを1回押すだけで、浴槽が全自動で掃除をしてくれるそうです。
手洗いは2週間に1度程度行えばよいようです。
こちらは、ジェットバスとの同時選択が行えません。
また、こちらも1階浴室のみ設置可能となります。
まとめ
ヘーベルハウスの浴室 FシリーズのTOTOをご紹介しました。
ご紹介したとおり、HシリーズのTOTOとほとんど変わらない特徴を持っています。
冒頭でも記載したとおり、水栓とミラー、浴室のカラーパターンなどは異なるものの、1つ1つの仕様について、基本仕様としては大差がありません。
そういった意味では、Hシリーズで特にシンラで提供されるようなオプションを選択したい場合や、Fシリーズで選択できるサイズ以外を選びたい場合以外は、Fシリーズのほうが、8万円ほどは安くなる可能性があります。
そのため、TOTOの浴室を気に入った方は、こちらのFシリーズも検討する価値は十分あるかと思います。
私のように、よりバスタイムを楽しみたいという方には、Hシリーズでファーストクラス浴槽や楽湯のようなオプションを選択することがオススメです。
これから浴室をリフォームすることを検討されている方にも、TOTOの浴室はとてもおすすめできるポイントが多いので、是非下記からリフォームの提案だけでも受けてみてはいかがでしょうか?