次世代ZEH+(ゼッチプラス)補助金交付決定通知書が届いた

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けーいちです。 我が家に次世代ZEH+(ゼッチプラス)補助金の交付決定通知書が届きました。そこで、改めてZEHについてご紹介や、ヘーベルハウスの担当さんから聞いたことを基に、出来るだけ補助金をもらいやすくするコツをご紹介したいと思います。

 

こんな人にオススメ
  • ZEH補助金について知りたい方
  • ヘーベルハウスを始めとする大手ハウスメーカーでマイホームを建てる予定の方
  • 出来るだけお得に家を建てたいと思う方

 

 

補助金決定通知書

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我が家に届いた交付決定通知書です。

これが届いたことによりZEH補助金を受け取るための条件を満たしたことが通知され、いくらの補助金が受け取れる予定かなどが書かれています。

今回我が家は「次世代ZEH+」という補助金を申請し、合計で114万円を受け取れる予定であることが通知されてきました。

ただし、この通知をもって交付されることが確定したわけではなく、補助金を受け取る権利を得たことが確定し、実際に建築完了後改めて内容を審査し申請内容と相違ないことなどが認められれば交付されますよ、といった通知になります。

とはいえ、申請内容と相違のある建築をすることはないでしょうから、実質これが届いたことにより、補助金を受け取れることが確定したものとなります。

ZEHとは

家自体の断熱性能を高めることにより、外気温に関わらず家の中の室温を一定に保ちやすくし、エアコンなどを従来よりも利用を少なくすることができ、エアコン自体も省エネ性の高いものを使用して省エネを行い、更に太陽光発電により創エネをすることで、一年間の消費するエネルギー量の収支をゼロにする事ができる家をZEH(ゼッチ)といいます。

 

更に詳細は、下記の以前に紹介した記事を合わせてご覧ください。

ZEH補助金とは

日本政府は、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指すと掲げたことや、SDGsへの取り組みなどから、国をあげてZEH基準をクリアしている家造りを推進しています。

その一環として、ZEH基準を満たす家を新たに建築した方に対して、補助金を出していこうというものです。

ZEH補助金の種類は、「ZEH」「ZEH+」「次世代ZEH+」の3種類があります。

これらの詳細は上記の記事を参照いただけたらとおもいますが、記事にも書かれている通り、ZEH補助金は該当する方全員が受け取れるものではなく、募集期間と定員(予算)があります。

ちなみに2021年度のZEH補助金については、次世代ZEH+を除いて募集が終了している模様です。(ZEH・ZEH+の第三次募集は9月24日までですが、既に募集定員いっぱいという状況のようです)

そのため、事実上2022年6月頃までに完成を迎える予定の方のZEH補助金は、既に募集が終わっているとお考えいただくのが良いかと思います。

とはいえ、私がハウスメーカーを決めて請負契約を締結したのが2021年4月末で、完成予定(引き渡し)が2022年1月20日となるので、これからハウスメーカーと請負契約を結ぼうという段階の方であれば、来年度のZEH補助金を受け取れる可能性は、十分にあるかと思います。(ただしまだ2022年度のZEH補助金については、発表されていないため、2021年度の内容と異なる可能性もありますので、ご注意ください)

次世代ZEH+の基準がオススメ

では、実際に補助金を受け取れるようにするには、どのようなことを考えていかなければならないかですが、大手ハウスメーカーは、国からの2030年に向けて新築住宅でZEHを平均とするという方針に対応することや、企業としてSDGsに取り組んでいく姿勢を示すためにも、これから新たに建築する家については、ほぼ無条件でZEH基準を満たしている状態で設計することを決めています。

ヘーベルハウスについてで言えば、今年度から新たに請け負った建築について、お客さんへ提案をする際に、標準で太陽光発電は付けた状態で提案することになっており、お客さんが太陽光発電を導入することを不要とすることはもちろん可能ですが、営業さんは会社に対して、なぜ太陽光発電を導入しないのかについての経緯説明を行い稟議承認を得る必要が出ているようです。

また断熱性能については、どのハウスメーカーでもZEH基準を満たすものを標準として設計するようになってきました。

つまり、今後大手ハウスメーカーで建築していく家は、標準的にZEH基準を満たしていることになります。

そうなると、当然基準を満たしているわけなので、皆さん補助金の申請を仕様ということになります。ですが、前述の通り、補助金には予算もあります。

そのため、既に今年度の状況でも大部分の方がZEH補助金を各募集期間に申請しているようですが、交付決定がされるのは割合的に2,3割程度の方という狭き門になってきているようです。この割合は今後更に狭まることが確実です。

であれば、補助金を受け取れるのは運のみかというと、まだ諦めるのは早いです。

ZEH基準はみなさんが満たされる事になってきますが、ZEH+や次世代ZEH+の基準を満たしている家は、敢えてその基準で建てようとしない限りなかなか満たされません。

断熱性能が非常に高いことで知られる一条工務店などの一部のハウスメーカーであれば、ZEH+の基準を多くが満たしている可能性もありますが、少なくともヘーベルハウスを含む多くのハウスメーカーでは、ZEH+基準を満たすことは敢えて依頼をしない限りなかなか満たされないと思って良さそうです。

であれば、ZEH+で申請すればよいかとなるのですが、少なくともヘーベルハウスでは、太陽光発電でと合わせて蓄電池の導入を基本的に提案に盛り込まれています。

ZEH+の基準のUA値を満たすことができ、蓄電池の導入がされているとなると、残すところHEMSでの冷暖房や給湯のコントロールを行えるシステムを導入するか、電気自動車用充電設備を導入するかのどちらかが満たされれば、ZEH+はもちろん、次世代ZEH+の基準を満たすことができます。

ZEH+だと、今年度の基準で105万円の補助金ですが、次世代ZEH+だと蓄電池等の追加の設備の導入により2万円から75万円までを追加で補助されます。

このため、次世代ZEH+の補助金を狙って基準を満たせるように、相談すると良いのではないでしょうか。

 

まとめ

マイホームを建てるために掛かる費用は数千万円になってきますので、100万円以上の補助金がもらえるとなると、とても無視し難いものかと思います。

断熱性能をZEH基準よりも高めるために掛かる費用などを考えても50万円〜60万円程度はお得になる計算ですので、これからマイホームを検討される方は、是非次世代ZEH+の基準を満たす家を前提に相談されると良いかと思います。

また、ヘーベルハウスに限らず多くのハウスメーカーでZEHへの取り組みは行われており、従来よりもより快適に過ごせる家を提案してもらえます。

これからハウスメーカーを決めていこうという方は、是非下記からZEH補助金についての相談を含め、間取り提案をもらってみてはいかがでしょうか?

また、ハウスメーカーをこれから決めて、契約を締結していこうという方は、住宅ローン減税についても期限が迫っていますので、是非今月中(2021年9月末まで)にハウスメーカを決めて請負契約を締結されることをオススメします。

住宅ローン減税についても過去の記事で紹介しておりますので、合わせてお読みください。