地震による転倒防止対策

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けーいちです。 昨日は埼玉・東京を中心に震度5強の地震が発生しましたね。みなさん無事でしたでしょうか?我が家は、震度5強を記録した足立区と目と鼻の先と言える場所にあるので、なかなかの揺れでした。

最近は大き目の地震も各地で発生しており、改めて地震に強いヘーベルハウスを選んで良かったと感じている今日このごろです。

今回は、そんなヘーベルハウスでマイホームを建てている我が家ですが、地震について何も考えなくてよいのだろうか?ということで、主に家具の転倒などについて考えてみました。

 

こんな人にオススメ
  • 地震のときの家具の転倒などについて心配な方
  • ヘーベルハウスでマイホームを建てる予定の方
  • 新居に引っ越した際に、地震対策としてやるべきことについて知っておきたい方

 

 

ヘーベルハウスで建てた際の家具

ヘーベルハウスの担当さんから、朝イチで地震の被害に遭っていないかを気遣うLINEが入っていて、さすがだなぁと思っていたのですが、Twitterやニュースなどを見ていると、やはり今回の規模でも家具が転倒したことによる被害などが複数報告されていました。

我が家の現在の家では幸いサイドボードの上に飾っているA3サイズのボードのようなものが一通り倒れていた程度で、全く被害はなかったのですが、今後もっと大きな地震に遭遇する可能性は、間違いなく高いと感じているので、新居で大惨事に遭うのはいやだなぁと思い、担当さんに確認しました。

 

我が家(新居)の家具としては、過去の記事でも紹介してきたように、いたるところに収納があり、一見多くの箇所で地震対策を検討しなければならなそうに思えたのですが、造り付けの収納がほとんどになっており、そのような造作家具などについては、すべて壁や天井に固定されるので、転倒について懸念はありません。

では、どんな家具を検討するべきかということで、調べてもらったところ、担当さんからすぐに図面で回答をいただきました。

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我が家の1F・2Fの間取り図ですが、赤丸で囲われた4箇所が壁や天井に固定されていない家具となります。

これらについて、私達から特に指示をしていた訳ではないのですが、ヘーベルハウスのほうでは、このような家具に対し、背の高い家具は床と天井で突っ張って固定をしたり、背の低い家具の場合は、床と壁で固定をした上で設置してくれるようです。

 

つまり転倒防止対策については、引き渡し時の段階で、既に対応済みとなっているようです。とても安心ですね。

 

検討するべき点

施主支給家具

現在使っている家具をそのまま新居に持ち込んで使うなど、施主支給の家具については、引き渡し後に設置となります。

そのため、当然ですがそれらについての転倒防止対策は、自分たちで施す必要があります。

我が家も、キッチンボード(食器棚)については、今使用しているものをそのまま持っていく予定なので、これが該当します。

とはいえ、そこまで手間をかけずに対策をすることができます。

 

背の低い家具であれば、下記のようなアイテムで対策できそうです。

背の高い家具の場合は、下記のような突っ張りを入れておくと間違いないでしょう。

 

いずれも大した作業にならず、設置時に対処するだけです。必ずやっておくと良いと思います。

 

家電製品等

上記まででは主に収納家具を対象に考えてきましたが、テレビや電子レンジ等が地震によって倒れてくるということも考えておくべきものになります。

これらについては、とても便利なアイテムで、底面に貼り付けて設置するだけの耐震ジェルがあるので、こういったものを付けておくと防止策として役立てそうです。

 

開扉の飛び出し対策

食器棚などが開扉となっている場合、地震の揺れで棚自体は転倒しなくても、扉が開いてしまうと、中の食器などが飛び出てきて危険な状態になります。

これについては、食器棚だけでなく、造り付けの収納などでも、中に収納するものによっては検討する必要がありそうです。

これについても、世の中便利なものがあり、大きな揺れを感知すると自動的にロックが掛かり扉が開かないようになるアイテムがあります。

 

地震保険

ここまで家具の転倒などについて検討してきましたが、やはり地震について考えていく上では、自分の家だけでなく、隣家などで地震による火災などから被害に遭う可能性なども考えておく必要はあります。

よくある話ですが、火災による被害なら火災保険が使えるから、というのは間違いで、地震由来の火災については地震保険でないと対象となりません。

その他の災害も同様で、地震由来の災害は全て地震保険に入っていないと対象とならないので、検討しておくことが必要ですね。

 

地震保険については、以前に少し触れている記事があるので、合わせてお読みください。

 

まとめ

地震などは一生被害に遭わないにこしたことはないのですが、自然災害を避ける方法はないので、予め災害に対して万全の準備をしておくことが必要です。

今回紹介した通り、ヘーベルハウスで建てた場合、基本的な対策は施されている状態ですし、その他の対策も1度行ってしまえば済むものなので、まだ対策してないという方はこの機会に対策されてはいかがでしょうか?