エアコン導入をヘーベルハウス経由で行うメリット・デメリット

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けーいちです。昨日の記事でお約束していたとおり、そもそもエアコンの導入(購入)をヘーベルハウスで行うのがいいのか、自分で購入するのがいいのかについて、まとめてみたいと思います。

 

こんな人にオススメ
  • ハウスメーカー経由でエアコンを導入するかを検討している方
  • ヘーベルハウスでマイホームを建てる方
  • 外観に配管等が出ないスッキリとした仕上がりにしたい方

 

 

エアコン取り付けをヘーベルハウスで行うことが出来る条件

これまでの記事でも何度かお伝えしている通り、原則としてヘーベルハウス(恐らくその他のハウスメーカーでも同様)との請負契約の中で購入したもの以外は、全て引き渡し後に施主側で手配を行う必要があります。

そのため、今の家で使用しているエアコンを取り外して、新居でも使いたい場合は、引き渡し後に行う必要があります。

つまり、ヘーベルハウスが取り付けまでを対応してくれるのは、ヘーベルハウスに新規購入を依頼したエアコンのみとなります。

ヘーベルハウスで行うメリット

隠蔽配管で設置できる

これまでマンションに住んでいた方の場合、あまり意識したことがない部分だと思いますが、戸建ての2階にエアコンを取り付ける場合、取り付けたエアコンの冷媒管等の配管を1階部分まで下ろす必要があります。(たまたまベランダがある位置で室外機をベランダに設置する場合を除く)

この場合、基本的には2階の床よりも少し上の位置ぐらいからいから、配管を外壁伝いに下ろす必要があり、せっかくの新築のスッキリした外観に、一部配管がむき出しに出ていて、場所によっては目立って見えます。

ハウスメーカーによる取り付けを行う場合、建築時にこの配管を通す作業を同時に依頼できるため、外壁の中に配管を隠して1階まで下ろし、1階の床面あたりから配管を出すことが出来るため、とてもスッキリした外観を保つことができます。

住宅ローンに組み込める

通常住宅ローンの中には、建築に関わる費用のみ組み込むことができます。そのため、マイホーム建築に合わせて、自分で家電量販店から購入する家電を住宅ローンで支払うことは出来ません。

ですが、ハウスメーカー経由で購入する場合、建築に関連して購入する部材と同様にエアコン本体やその取付工事費を含む費用全体を住宅ローンに組み込むことが可能です。

大きなLDK用などのエアコンの場合、数十万クラスの費用になる可能性が高いため、他にも手持ち資金から出すことになる費用が増えやすい新居への引っ越し時期に、少しでも負担を減らしたいという方には、ハウスメーカー経由で購入することが1つの解決策になります。

10年間の長期保証が付く

この記事のタイトルを「ヘーベルハウス経由」という形でハウスメーカーを特定したのはこの保証が1つのメリットになりうるからです。

他のハウスメーカーでは、場合によってはメーカー保証の範囲や、引渡し日より2年といった保証になるケースが多いようです。

ヘーベルハウスの場合、下記の記事でお伝えしたように、生活を行う上で重要な設備については10年間の保証を付けることが出来ます。(この中にエアコンも含まれます)

引き渡し時から使える

ある種当然のことですが、ハウスメーカー経由で購入しているため、引渡し日には既に取り付けられており、その時点から使用する事ができます。

上記でお伝えしたとおり、自分で新たに購入する場合や、既に現在持っているものを新居でも使う場合は、引渡し日以降に取り付ける必要があるため、引渡し日の直後に引っ越しをする場合などは、場合によってはエアコンが使えない期間があります。

ヘーベルハウスで行うデメリット

選べるメーカー・商品が限られる

昨日の記事でお伝えしたように、ヘーベルハウスでエアコンを導入する場合、ダイキンかリンナイの2メーカーから選ぶことしか出来ません。

自分のお気に入りのメーカーがこれ以外の場合、自分であとから購入して取り付けを行うことになります。

また、場合によっては商品の入れ替え時期などでは、古い型式のものしか選べない場合もあるため、どの型式のものが選べるのか、事前に確認する必要があります。

購入価格が割高

こちらも昨日の記事のまとめで少し触れているのですが、ヘーベルハウスで今回ダイキンのエアコンを導入しようとした場合、概ね1.5倍程度になります。

下記のダイキンのAXシリーズ(18畳用)が、ヘーベルハウスでは取付工事費込みで、約31万円の見積となりました。

これはエアコンに限らず、家具なども同様に中間マージンが取られる分、高くなることは避けられません。 

 

まとめ

エアコンの導入をハウスメーカー(ここでは主にヘーベルハウス)経由で行うことのメリット・デメリットについてお伝えしました。

我が家の場合、2階にはLDKのみとなり、寝室が1階になります。

そして最初のうちは、まだ子供部屋にエアコンを付ける必要はないと考えています。

(当分私達夫婦の寝室で一緒に寝ることになる予定のため)

 

また、今回我が家は2月下旬ごろの引っ越しを計画しており、ちょうどエアコンを使わなくなる時期になるため、寝室には夏前までにエアコンを付けられていれば良さそうです。

ZEH+の補助金(105万円)が入居後数ヶ月後に入金されるようなので、我が家はそのタイミングで1階の夫婦の寝室用のエアコンを購入し取り付けることにしました。

 

2階LDKは折角なので隠蔽配管にしたいというのがあり、ヘーベルハウスにお願いすることになり、ヘーベルハウス経由で導入するエアコンはLDK用の1台のみとしました。

 

10年保証についても、家電量販店によっては長期保証を量販店が提供してくれる場合もあるため、そちらもあわせて検討してみると良いかもしれません。