外構計画について考える

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けーいちです。 本日インテリアの打ち合わせ2回目を終え、インテリアの大部分も決まってきて、我が家のマイホーム計画も変更契約まで残すところ約1ヶ月となりました。

残っている検討事項の中で大きいものが、外構計画です。

今回は私が現在外構について検討している最中の内容をご紹介したいと思います。

 

こんな人にオススメ
  • これから注文住宅でマイホームを建てる方
  • 外構計画を検討中の方
  • 外構についてリフォームを検討されている方

 

 

ヘーベルハウスからの提案

我が家の外構については、約1ヶ月前の6月21日に初めて提案をもらいました。

予め簡単なヒヤリングをされていたのですが、内容をみて十分に理想的なものになっており、パースを見たときに一気にテンションがあがりました。

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我が家の外構提案のパース(一部抜粋)

我が家の要望した外構についての概要は以下のとおりです。

  • 敷地約40坪に対して、建物が約19坪(カーポートを含まない建蔽率48%ぐらい)
  • 外構には、車を運転が下手でも簡単に止められるような間口
  • 車は日産リーフ
  • 雨の日でもあまり濡れずに車から家に入りたい(カーポートを設置)
  • そらのま(建物左側の2階にあるルーバースクリーンの掛かっているところ)の下は自転車置き場として使いたい
  • 門柱は敷地の中央らへんに置く
  • 背の高い植木は入れない
  • 庭の片隅に植栽
  • 庭の駐輪スペース近くなどに、畳1帖分程度の砂場を設けたい
  • 空いた庭部分は出来るだけ広く人工芝を敷く
  • 可能であれば人工芝部分にもう1台来客時などに車が止められるとベター

上記の感じで要望をしました。

まぁ考えてみればそこそこ具体的な要望をしているので、必然的にこのようなレイアウトになりそうですが、それにしても最初に見た時の印象としては、素敵だなぁと感じました。

 

ただ、以前下記の記事で触れている通り、外構で「砂場を作りたい」をリクエストに入れていたところ、ヘーベルハウスからは、少なくとも砂場についてはヘーベルハウスに頼むのは辞めたほうがいいという担当さんからのお断りがあったレベルで、とりあえず作ってもらった砂場だけの見積で80万円という桁違いの見積が出てきたことから、上記のパースでも砂場はなくしています。

また、お気づきの方もいるかと思いますが、上記のパースだとリクエストにあった人工芝が入っていませんよね。

こちら、最初に提示されたパースには入っていて(最初のパースには見積には含まれていない砂場も一応入っていました)、砂場を除いた全体の見積もり金額は、ちょうど200万円ほどでした。

 

この200万円という数字は、元々資金計画で外構の予算として見積もっていた金額が200万になっていて、そこに合わせて目一杯の要素を合わせて入れたのかなぁという見積でした。

正直私としては、ある程度多いぐらいの予算だと考えていたので、この見積をみた時の印象としては、「高すぎる!」でした。

 

そして、この高すぎる要素を確認していったときに、それぞれそれなりに理解できる項目が並んでいたものの、人工芝だけでざっと計算しただけでも60万円ほど掛かっており、人工芝と砂場をDIYする前提で再度見積もってもらった際のパースが上記のものです。

 

再度見積もってもらった上記のパースは、元々砂場は別枠だったため、芝生がなくなっただけで、出てきた見積は約130万円でした。

 

ハウスメーカーに外構を委託するメリット

様々なサイトでも書かれていることなので、常識的な話ですが、ハウスメーカーに外構を頼んだ際は、金額としては間違いなく一番高くなります。

また、注文住宅でハウスメーカーの請負範囲として確定している範囲は、建物部分のみで、外構についてはハウスメーカー以外に委託したり、自分でDIYするという選択肢も設けられます。

 

では、ハウスメーカーに外構を委託するメリットは何が考えられるのでしょうか?

  • 建物との一体感を最も良く考えることができる
  • 全てこれまで話をしてきた担当さんを通して話を進めることができる
  • 全てのアフターサポートをハウスメーカーに統一出来る
  • 入居までのスケジュールを正確に管理できる
  • 原則として契約を1つにまとめることが出来る
  • 信頼性は中小の外構業者に比べ比較にならないレベルで高い
  • 責任の所在が明らかである
  • これまで長く打ち合わせてきた相手であるため、期待していることを理解してくれやすい
  • 場合によってはハウスメーカーオリジナルの商品などもある

思い当たるところを挙げてみましたが、それなりに色々メリットがあります。

 

いくつか補足をします。

全てのアフターサポートをハウスメーカーに統一出来る 

ヘーベルハウスの場合、外構部分は引き渡し日から2年の保証となります。

外構業者によってはこのような保証もほぼない場合もあります。

また、外構業者を使用した場合、外構の問題か建物の問題かを自分で判断して、問い合わせ先を考えることが必要になりますが、ハウスメーカーに頼めば、それらを切り分けるのもハウスメーカー側の仕事になります。

入居までのスケジュールを正確に管理できる

外構をハウスメーカーに委託しない場合、外構部分は更地状態のまま、そこまでが完成した時点で引き渡しとなります。

ですが、基本的にハウスメーカーの責任の所在を明確にするためにも、ハウスメーカーから施主に引き渡しがされる前に、敷地内にハウスメーカーの管理する業者以外の立ち入りや、原則として施主が購入したものを配置するなども含め認められません。

そのため、外構を外構業者に委託する場合や自分でDIYする場合も含め、原則として引渡し日以降で施工することになります。

もちろん、外構をハウスメーカー委託しない事になった時点で、当初予定されていた引渡し日よりも、ハウスメーカーからの引渡し日は早まります。

ですが、外構業者に頼んだ場合は、その後のスケジュールは外構業者の管理となるため、場合によってはスケジュールが曖昧になることもあり、直前にならないと引越し日を決めることが出来ない場合も出てきます。

原則として契約を1つにまとめることが出来る

契約を1つにまとめることが出来ることで、支払いももちろん1社にまとまります。

住宅ローンの契約条件などにもよりますが、場合によっては住宅ローン申込時に提示していた会社以外に支払を行えないケースもあります。

そうなった場合、外構費用として見積もっていた予算分は住宅ローンで使うことは出来ず、繰り上げ返済を行い(金融機関によっては手数料が掛かります)、外構費用は手持ち資金から行うことが必要になります。

私の場合は、金融機関に確認したところ、外構業者でも問題なく支払いを行うことが出来るようなのでこの心配はありませんが、住宅ローンに含められないケースのほうが一般的のようなので、予め確認が必要です。

信頼性は中小の外構業者に比べ比較にならないレベルで高い

外構業者と一口に言っても、その規模や実績などはマチマチです。

多くの外構業者は、小規模な地域密着の外構業者で、数人規模でやっている業者が大半です。

そのような外構業者なので、当然旭化成ホームズなどの大手ハウスメーカーとは比較にならず、最悪の場合委託先の外構業者が契約後に倒産してしまうこともありえます。

また、外構の様々な作業をしていく中で、誤って水道管を傷つけてしまったなどがあった際に、ハウスメーカーを含めある程度の規模感の会社であれば、工事中の様々な業務過誤に対する損害保険に加入しており、適切に保険を使用するなりして対処してもらえますが、小さな業者ではこのような保険に入る費用も大きな負担となるため、加入していないケースも多く、万一のときに揉める場合があります。

場合によってはハウスメーカーオリジナルの商品などもある

上記のパースに描かれた門柱は、ヘーベル版を模したヘーベルハウスオリジナルの目地パネルを使用したものになります。(残念ながらこの目地パネルは廃盤が決まっているそうです)

このように建物と雰囲気を合わせた商品など、ハウスメーカーオリジナルのものを用意しているケースもあり、これについては、オリジナルなので、ハウスメーカーに依頼しない限り手に入れることが出来ません。

 

外構業者に見積依頼をしてみた

ということで、ハウスメーカーの提案だけでなく、外構業者の提案をもらうだけはタダなので、一旦一括見積依頼サイトで3社から見積をもらってみました。

 

結果として、3社ともに砂場は見積対象外として見積もられており、それ以外の人工芝を含めた施工を行った際の見積もりとなりました。

また、このときに追加の依頼をしたのが、下記のようなLIXILのスマート宅配ポストか、スマート宅配ボックスを設置したいという要望です。

こちらについては、3社ともスマート宅配ポストを門柱として使う形で提案がありました。

 

1社目は、 上記が全て込みでパースなども含め作っていただき、見積が約140万円となっていました。

2社目は、パースがなくハウスメーカーの提示したパースと同様(砂場なし、人工芝ありではありますが)で、見積は約160万円となっていました。

3社目は、一番提示が遅かったですが、砂場について見積を待って欲しいという話とともに、パースと見積を提示されました。パースの内容は上記のレイアウトとほぼ同様でした。ただ、1点異なったのが、植栽については植木屋さんに直接依頼したほうが安くなるため、見積には含めていませんという、ある種良心的な対応が取られ、見積り金額は約110万円と最安値でした。

ちなみに、そうなると、気になるのが植栽に対する見積金額ですが、ヘーベルハウスの見積だと、植栽工事全体で約14万円でした。また、1社目の植栽については約7万円、2社目は約20万円と全然金額が異なる形でした。

仮に植栽に20万円掛かったとしても、3社目が一番安いことになりますね。

 

このようにして、比較検討してみると色々な視点で見ることも出来ますし、場合によっては新しいアイディアが見つかるかもしれません。

そこで、是非私と同じ様に一括見積りをしてみませんか?

こちらのサイトから、外構業者に対して一括見積りをすることができます。

こちらのサイトはリフォームをされる方をターゲットにしているサイトですが、リフォームのきっかけは、「新築戸建住宅を注文住宅で建てるため」などとしておくことで、依頼することが可能です。

またリフォームの予定地には、住所が不明な場合、地番を書いておくことで良いです。

簡単な内容の入力だけで、様々な会社を比較検討できるので、これから外構について検討をされるという方は、是非一括見積りしてみることをオススメします。 

まとめ

外構計画について、私が今現在取り組んでいる内容を紹介してきました。

私の場合、複数社に支払いも可能なようなので、門柱だけあれば最悪引っ越しもできるかと考えており、今の所の想定としては、門柱のみヘーベルハウスオリジナルの目地パネルの門柱を依頼し、それ以外は上記の3社目の外構業者に依頼する形で進めようかと思っています。(その場合、植栽の植木屋さんの植木も恐らく住宅ローンの中で支払いできそうですが、金額的にはそれほど高くならなそうなので、手元資金でも検討できそうですね)

 

いずれにしても、このような検討結果が出せたのも、やはり一括見積りの成果なので、見積もりするだけはタダということで、外構業者を別で付けると住宅ローンに含められず、手元資金で支払いすることは難しい場合を除いては、必ず一括見積りを行うべきだと思います。

みなさんも、一括見積りをして、数十万浮かせてみてはいかがでしょうか?