日産リーフ(ZE1)が納車されました

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けーいちです。 本日予定よりも1週間程早く納車となったので、販売店に取りに行ってきました。

今回は、販売店(神奈川県川崎市内)から自宅(東京都荒川区)への帰り道(約50km)で試したいくつかの機能や、リーフについて感じたことなどをお伝えしたいと思います。

 

こんな人にオススメ
  • 日産リーフの購入を検討している方
  • 日産のプロパイロット(ProPILOT)機能を搭載した車種を検討中の方
  • 日産のEV車などに興味がある方

 

 

私の購入した車

以前に下記の記事で購入経緯などと合わせて紹介していますが、日産リーフ(型式:ZAA-ZE1 いわゆる新型日産リーフ)のGグレード(2WD 40Kwの最上位モデル)を日産の販売店で社用車として使用されていた走行距離7,000km弱の中古車を購入しました。

私がこれまで運転していた車

上記の記事でも少し記載していますが、これまでは基本的にタイムズカーシェアを利用していました。なので、もちろんその時々によって車種も変わっていたのですが、一番多く利用していたのはスズキのソリオでした。

それ以外だと、日産ノート、トヨタ シエンタ、ホンダ フリードあたりもそれなりに乗っていたと思います。

ハイブリッド車でもない完全なるガソリン車からEV車となったわけです。

e-Pedalについて

今回納車代を浮かせるためにも販売店に直接取りに行ったわけですが、取りに行く電車の中で、任意保険で車両保険を今回は含めないことにしたのですが、そういう時に限っていきなり初日から事故を起こすんじゃないかと、多少不安に駆られ、リーフに付いているe-Pedalやプロパイロットなどの機能は、少し慣れてから使おうと思っていたのですが、車を動かしだして10秒後にe-PedalをONにしていました(^o^;)

e-Pedalとは

一言でいうと、アクセルペダルのみで加減速が行えるワンペダル走行を実現する機能です。

アクセルを踏むと踏み込んだだけ加速し、アクセルを緩めると緩めた分だけ減速(ブレーキ操作)が行われ、完全にアクセルペダルから足を離すと停車します。

しかも、アクセルを緩めて一定以上の減速になると、自動的にブレーキランプが点灯するようです。

また、坂道の途中でもアクセルペダルから足を離している状態を維持すると、しっかり停車が維持されるようです。

これにより、一般道を走る際の、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み変え操作が不要になり、とても楽に運転ができるます。もちろん、高速でも渋滞中などは特に活躍します。

このe-Pedalの機能は、EV車ならではの回生ブレーキと摩擦ブレーキ(フットブレーキ)を組み合わせた形で動作をコントロールする仕組みとなっているようです。

e-Pedalを使った感想

ブレーキ操作(踏み変え)が要らないことで、思っていた以上に運転が楽に感じました。

特に町中を走っている際は、従来だと度々信号待ちなどでブレーキを踏みっぱなしみたいな形が当たり前(ニュートラルにシフトを変えてペダルを離す方も居ると思いますが)でしたが、e-Pedalだと動いている時だけアクセルを踏んで、止まろうと思う時は今まで通りアクセルを緩め、最後のブレーキペダルを踏み変えるところが要らずに、ペダルから足を離してしまうことができます。

 

ただ、これは慣れの問題かもしれませんが、これまでの感覚で先の信号が赤だからと思って、従来どおりアクセルから足を完全に離してしまうと、それはある種急ブレーキを掛けたのに近い操作になり、かなりの勢いで停車に向かいます。なので、慣れていないと随分と手前で停車してしまう感じになります。

また、駐車場で駐車をする際にはクリープ現象を利用してゆっくり後退することなどをしている方も多いと思いますが、e-Pedalにクリープ現象はありませんので、加速したい分だけアクセルを踏み込むことになり、なかなか”ゆっくり”が難しいです。

そのため、今回2,3度後退をする機会があったのですが、この状況に戸惑いを感じ、後退時だけはe-PedalをOFFにするようにしました。

ProPILOT(プロパイロット)について

既にe-Pedalを使っていい気分になってしまったので、帰りの高速ではプロパイロットも試してしまいました。

ProPILOT(プロパイロット)とは

高速道路上での半自動運転機能のようなもので、走行支援システムの1つです。

機能としては主に同一車線内を一定の設定速度で走行し続け、白線の情報を判別ししゃ線の中央を常に走り続けるようにステアリング操作を自動で行い、更に先行車両があれば、先行車両との車間距離を維持しつつ、先行車両がスピードを落とせば同じ様にスピードを落とし、加速したら設定スピードまでは同様に加速するような、ほぼ自動運転に近い機能です。

 

ProPILOT(プロパイロット)を使った感想

私はこれまでクルーズコントロールシステムの載った車も運転したことはなかったのですが、プロパイロットは単なる一定速度で走り続けるだけのクルーズコントロールではなく、先行車両の状況やハンドル操作まで自動で行われており、一気にSF的な感覚を覚え感動しました。

何がスゴイって、中央道の稲城ICで高速に乗ってから、首都高堤通出口で降りるまでの間、アクセルやブレーキのペダル操作はほとんど行っていなかったことと、分岐や急カーブ、料金所などの一部を除いてほとんどハンドルは手を添えていただけでした。

つまり、運転操作的なことはあまりやっていません。

これ凄すぎませんか?

 

ただ、上記で少し触れましたが、プロパイロットの機能には限界があり、主に首都高などの急カーブなどでは、ハンドル操作のみ一時的に支援できない旨の表示が出て、自分でハンドル操作をしなければならないのと、料金所の手前からプロパイロットが一時的に解除され、自分で運転をする必要があります。

また、先行車両に追随する機能にもなっているため、先行車両との間に別の車が入ってきた場合は、追随する対象車を切り替えている様子があり、急な割り込みなどだと場合によってはブレーキ操作を行わないと危険と感じるため、ブレーキを踏み、そこでプロパイロットが一旦解除されます。

このため、首都高でも十分従来の運転よりは楽に走行できるものの、度々急カーブや割り込みなどが行われやすく自分でのハンドル操作を求められやすいというのがありました。

また、多少渋滞している箇所もあったのですが、スピードを前方車両に合わせて減速したり加速したりが自動で行われるのも感動モノでした。

恐らく中央道や東名などで、そこそこ長距離移動するような場合には、すごく重宝しそうな気がします。

(恐らく私は首都高を含め、今後高速上は基本的にプロパイロットを使いたいと思います)

進化したプロパイロット2.0

上記で紹介したプロパイロットだけでも十分夢のような走行ができる機能なわけですが、この機能が進化しており、日産アリアやスカイラインの現状2車種ではプロパイロット2.0と呼ばれる機能が搭載されており、ナビと連動し必要に応じて車線変更や分岐なども自動的に判断して走行してくれる上、前の車の追い越しを提案し車線変更から追い越しまでも自動で行ったり、ハンドルから手を話した状態で運転が行える技術に進化した機能までもが出てきています。

ここまで来るとほぼ自動運転と言えますよね。

 

初日の感想

前述の通り、初日からいきなり日産リーフの先進技術などを堪能してきました。

やはりEV車ということもあり、めちゃくちゃ静かですし、シートの座り心地も十分満足なものでした。

また前情報で聞いていたものの、即体感出来たのが、加速がめちゃくちゃ良くて、最初ちょっとビックリするレベルでした。

それもそのはず、私がこれまで乗っていたソリオの最大トルクは118N・mに対し、リーフは320N・mと倍以上(3倍近い)となっていました。

結局慣れですが、これまでの感覚でアクセルを踏み込んでしまうと、すぐにヤバいスピードが出てしまう感じなので気をつける必要がありそうです。

4連休前に納車となったので、色々なところに今度は家族連れで移動してみたいと思います。