スゴイぞ!Nissan Connect 使ってみた編

f:id:k1nakayama:20210709234829j:plain

けーいちです。 昨日の機能紹介編に続き、今回は実際にNissan Connectを使ってみたので、その感想などを中心にお伝えいたします。

 

こんな人にオススメ
  • Nissan Connectについて知りたい方
  • 日産リーフに興味がある方
  • 日産リーフを便利に使いこなしたいと思う方

 

 

まずはNissan Connectに申し込み

Nissan Connectは購入を決める前から使うことを決めていたサービスでした。

そのため、ディーラーには見積り依頼時からNissan Connectを使いたい旨伝えておりました。

しかし残念ながら、Nissan Connectは申込みに、登録ナンバー(車のナンバープレートの番号)も必要になるため、実際には納車時に申し込みとなりました。

私はディーラーの説明で書類で申し込みを行ったのですが、Webサイトからも申し込みが出来るようですので、もしかしたらWebから申し込んだほうが利用開始が早い気がします。

私の場合(書類申し込み)、ディーラーの店舗に一旦ID/パスワードの情報が書かれた封筒が届き、それを店舗からレターパックで郵送してもらうという、不思議なルートで送られてきました。

納車日に申し込みを行い、ちょうど2週間後に届きました。

ただ、Nissan Connectのドライブ履歴やOTA地図自動更新の機能は、納車から5日後ぐらいに初めて使用した時点から記録や通知があったので、恐らく実際にはそのときには使える状態になっていたのかと思います。

そのため、Webから申し込んだほうが早くその他の機能も使用できた可能性がありますね。(実際はどうか分からないので、Webでも2週間前後掛かる可能性は十分ありえますのでご了承ください)

 

ちなみに、本日(2021年8月6日)時点で、Nissan Connectの日産リーフ用は年額6,600円で利用できます。Nissan Connectでも車種により使える機能が異なることからか、提供価格は車種ごとに若干異なります。

 

ID/パスワードの書類が届いたら、まずはWebサイトからログインを行い、初期パスワードから自分で設定するパスワードに変更することはもちろんですが、IDも自分で決めたものに変更できるのでIDも設定変更しておくとよいです。

 

その後、カーナビのNissan Connect Service設定からユーザーID・パスワードを設定することで、機能を使用することが出来ます。

また、スマートフォンアプリのNissan Connectアプリをダウンロードし、そちらもログインすることでリモート操作等が可能になります。

 

使ってみた

いろいろな機能を使ってみました。

ドア to ドア ナビ

f:id:k1nakayama:20210806001200j:plain

スマホアプリ上で上記のように行き先を入力し検索をすると、目的地までの距離や想定時間、目的地に到着した際のバッテリー残量の予測などが表示され、この内容でよければ、送信ボタンをタップすると、車に目的地の情報などが送信されます。

車を置いてある場所までの道がわからないということは稀だと思いますが、そのような場合は上記の画面の右下の車までのルートをタップするとGoogle Mapが立ち上がり経路を案内してくれます。

車に乗りEVシステムを起動(ガソリン車で言うところのエンジンを掛ける行為)すると、ナビに先程送信した情報が届いており、案内を開始するボタンを押すだけですぐに出発できます。

上記の例だと、東京スカイツリーまで行くことになるのですが、スカイツリーだとそのままそこに駐車場があるのでよいのですが、目的地に駐車場がなく、近くのコインパーキングなどに停めなければならないとした場合に、目的地近くの駐車場に停めます。

f:id:k1nakayama:20210806002038p:plain

すると、上記のようにアプリから通知が届き、最終目的地までのナビを行えるようにしてくれます。これを開始すると、Google Mapが開きルート案内してくれる形です。

私はサービスが使えるようになってから1週間程度なので、まだ駐車したところから目的地までの行き方がわからない場所へは行ってないため、その便利さをしっかり実感できていませんが、恐らくそのような場所に行った際には重宝しそうです。

それ以前に車に乗る前にナビをセットしておくことが出来るのは、とても便利で、車に乗ったら即座に出発ができる快適さは素晴らしいと思いました。

乗る前エアコン

Nissan Connectのことをリーフ購入以前に調べていた際の利用者の方の声として、恐らく一番評判が良いかと思ったのがこの「乗る前エアコン」です。

EV車にとって、一番電気の消耗が激しいのがエアコン(特に暖房)の使用のようです。当然真夏に使い始めたため、暖房の利用はしていませんが、冷房もそれなりに消費しやすいようです。

そこで、充電ケーブルと繋がった状態になっている駐車時に、アプリなどから乗る前エアコンを使用し、エアコンを付けておき、車に乗った時に既に快適な温度になっていたら、一旦エアコンは切った状態で走行していても、ある程度快適な状態が続きバッテリー消費を抑えやすいというものです。

 

機能自体使用してみて確かに真夏のモワッとする車に入らなくてよいのはすごくよいです。

ただ、ここ最近の外気温40度近い日だと、エアコンを切って走行すると、ものの10分で車内は暑苦しくなり、そのまま居ると恐らく熱中症になるだろう状況になるので、ECO設定で常にエアコンを付け続けて走行しています。

なので、本当のメリットを感じられるのは冬場かなぁと思います。

 

ちなみに、この乗る前エアコンの話を私の母に話したところ、母が乗っているガソリン車だとモワッとする車に乗り込んで、比較的近くのスーパーに買い物に行き、スーパーに着くまでに全く効きが悪いためエアコンの意味がないから、この機能は便利そうだと言う話をしていましたが、少なくとも冷房を使った感覚としては、リーフは乗って数分ですぐに社内全体が快適な温度になるぐらい早く効きやすい感じです。

OTA地図自動更新

こちらの機能は、正直使った感覚はあまりなく、あとからそういえば地図の最新情報が届いているから更新するか?というのが表示されたことがあった、ということぐらいで、「はい」を押せばあとは裏で更新をしてくれているっぽいので、全く意識していません。

ただ、そのぐらい無意識に最新に更新できるのは素晴らしいと思います。

スマートデバイス連携

スマートホーム好きの私ですので、もちろん初日にAlexa連携を行いました。

「アレクサ、リーフでバッテリー残量を教えて」

と言うと、○月○日 ○時○分時点のバッテリー残量は○%、エアコンを使用していない場合○Km、エアコンを使用した場合○Km航行可能です。

のような形で教えてくれます。

同様に、エアコンを入れてなどと言うと、乗る前エアコンを開始してくれます。

お出かけ前に忙しく準備している際に、そろそろエアコン入れておこうという時に、わざわざスマホアプリをいじってということをしなくて済みます。

(といっても、スマホアプリでもワンタッチでエアコンを入れられますので、手元にある場合はスマホアプリのほうが早いかもしれませんが。。)

 

また、同様の使い方をSiriに頼むことも可能です。

オペレータサービス

実は昨日はじめてオペレータサービスを使用しました。

昨日は稀に見るポンコツな行動をしていた日で、一昨日の夜に急遽実家にいかなければならなくなり、実家に行って1泊し、在宅勤務ではあるものの、自宅の環境で仕事をしたかったので、朝仕事の時間に間に合うように帰ってきました。

どうにか仕事の時間にギリギリ間に合い、さて仕事を開始しようと思ったら、なんとノートパソコン本体だけを実家に置き忘れてきていたようで、昨日は仕方なく半休を取得し、そのまますぐに実家にとんぼ返りしました。夕方からオンラインミーティングが予定されていたので、そのまま実家で仕事をし、夜帰ることにしました。

 

高速に乗ってちょっとしたところで、今度は電源アダプタをデスクに戻したまま再度バッグにしまい忘れたことに気づき、ただでさえ1000円割増な首都高なので、今から取りに戻るのは無駄すぎると感じ、実家の付近の家電量販店で購入することにしました。

 

ただ既にナビは実家に設定されていますし、実家は私が一人暮らしを始めたあとに引っ越したため、今の実家付近に全く明るくなく、どこに家電量販店があるかわかりません。高速道路を運転中にナビを操作して検索するわけにもいかず、こういうときのためのオペレータサービスだ!と思い、ステアリングのハンズフリーボタンを押し、「オペレーターに接続」と言います。すると、オペレーターにすぐに接続されました。

 

私「家にMac Book Proの電源アダプタを置き忘れてしまったので、目的地付近の家電量販店で購入してから行きたいので、家電量販店探してもらえますか?」

オペレーター「かしこまりました。お客様は現在有料道路を走行されていることでお間違い無いでしょうか?」

私「はい。首都高を走ってます」

オペレーター「承知しました。恐れ入りますが、お客様のナビゲーションシステムに設定された情報をこちらからは拝見出来ませんので、目的地を教えていただけますでしょうか?」

私「町田市の○✗です。」

オペレーター「お降りになるICはどちらになる予定でしょうか?」

私「稲城ICです」

オペレーター「稲城ICですね。そうしますと、ケーズデンキ イオンタウン稲城長沼店が見つかりましたが、こちらであれば町田市の○✗までオンザウェイで走行可能かと存じます。」

私「そうしましたら、そちらでお願いできますか?」

オペレーター「承知いたしました。ケーズデンキ イオンタウン稲城長沼店を、目的地に設定させて頂く形でよろしいでしょうか?」

私「はい。それでおねがいします」

オペレーター「承知いたしました。設定情報をお送りいたします。ご確認ください。」

 

このあと、ナビの画面には、「目的地情報を受信しました」のような表示が行われ、「案内を開始する」を押すだけでナビが開始される形になります。

 

ちなみに、上記には続きがあり、購入したい電源アダプタの在庫がないと困るので、Siriにケーズデンキ イオンタウン稲城長沼店の電話番号を調べてもらいました。すると、電話番号を読み上げたあとで、こちらに電話を掛けますか?と聞かれるので、はいと答えると、電話が掛かり在庫を聞いてみたところ、そもそもこの店舗で取り扱いがないらしく、近くの稲城若葉台店なら取り扱いがあると思いますとのことだったので、再度オペレーターに接続し、稲城若葉台店に設定し直してもらいました。

 

オペレーターサービスを使うと、実は私が行ったSiriの操作もオペレーターサービスで対応してもらえることが後から分かりました。

 

これ以外にも、例えば現在地の近くのファミレスを探してほしいや、充電スポットを探してほしいのような様々な対応を依頼することができる、車の中の秘書のような形で使うことができます。

これ、使うごとに課金されるわけではなさそうなので、これが使えるだけで年間6,000円以上の価値は十分にある気がしています。

EVサポート

f:id:k1nakayama:20210806012044p:plain

上記のように現在のバッテリー残量や航行可能距離、充電完了までの時間が表示されるので、この後すぐに車を使おうとした際などに、充電スポットに立ち寄るかなどの計画を立てやすくなります。

f:id:k1nakayama:20210806012240p:plain

また、上記のように地図に表示されているエリア内で、現在空いている充電スポットを検索したり、その充電スポットの空き台数や利用可能時間などを確認することが出来ます。

スマホアプリ

既にここまででもスマホアプリの使用感はお見せしているとおりですが、下記のように、ワンタッチで充電を開始・停止したり、施錠を行ったり、乗る前エアコンを開始することが出来ます。

また、現在のバッテリー残量や車の施錠状態などをひと目で確認することが出来ます。

f:id:k1nakayama:20210806012816p:plain

また、下記のようにドライブ履歴が表示され、電費の状況や月間の走行距離などがわかるので、例えば残価設定ローンなどで購入された方などは、走行距離制限に対して後どれぐらい問題なさそうかなどを確認したり、自動車保険で走行距離に応じた契約になっている方なども判断しやすくなります。

f:id:k1nakayama:20210806013001p:plain

 

いかがだったでしょうか?

日産リーフを買ったら、Nissan Connect使わなかったら損と言える充実のサービスだと思います。

快適なカーライフを過ごすためにも、是非申し込んでみてはいかがでしょうか。