けーいちです。 先週末に次男が無事に産まれました。そんなこんなで中々時間も取れず、2週間以上ご無沙汰になってしまいました。
昨日工事監督から現状の進捗を案内いただけるとのことで、現場に行ってきました。ちょうどシーリング工事が終わった段階でした。今回はその様子をレポートいたします。
- ヘーベルハウスのシーリング工事、内部配管工事について知りたい方
- ヘーベルハウスでマイホームを建てる予定の方
外壁シーリング工事
外壁の様子はこのような形で、先日までヘーベル板が張られただけの状態でしたが、ヘーベル板の間にシーリングが施工されていることが分かります。
よく見るとシーリングの周りが青くなっているのですが、これはヘーベル板とシーリングがしっかり接着されるようにするための下地調整剤としてプライマーを塗布しているものです。本来プライマーは透明のもののようなのですが、塗り忘れがないようにするために、青くして確認できるようにしているそうです。
シーリング剤についても、現場見学会の際に設計主任の方にお話を個別に聞いていた時に教えてもらったのですが、旭化成建材で研究を重ねて作られた、とても弾力があり、それでいて水を通さない作りになるようにしたもので、ここ数年で更に改良されているものだそうです。
ヘーベルハウスの外壁はロッキング構法と呼ばれる方法でヘーベル板を取り付けています。これは地震などの強い力が建物に加わった際にも柔軟に外壁が変形することで、建物の耐久性をあげる働きをするものです。
現場見学会の際にこのロッキング機構で取り付けられている説明を、参加者の前で説明してもらったのですが、この様になっているとしたら、地震が来た時にシーリングが破壊されて雨漏りの原因になるのでは?と思いました。
当然これについて旭化成建材が研究をしており、このような強い力で変形したときにも柔軟に耐えれるように、シーリングが弾力があり、切れにくいものにどんどん改良を重ねられているそうです。
このシーリング工事が終わった今の段階で、もう外部からの雨水の侵入は起こらなくなったそうです。
このあと外壁は、中塗りとして仕上げ色のベースとなる色が1度吹付けされます。この中塗りは耐久をあげる役割などがあるそうです。その後、上塗りとして仕上げ色が吹付けされ、模様などもこの際に見られるようになります。最後にデュラ光を依頼している場合は、この上から青色の液体を吹き付けていき完了となります。(青色の液体は、太陽光により次第に透明に変わります)
床モルタル充填
先日は床ヘーベルの隙間が空いている状態でしたが、そこにモルタルが充填され隙間が全て埋められていました。
これにより床全体が一体化し、とても高い強度と剛性が実現します。
2階の床も同様にモルタルが充填されていて、一体化しているのですが、1階とことなるのは、一定間隔に丸い形状の溝がモルタルで埋められていることが分かります。
これは、2階のほうが地震などによる揺れの影響が大きくなり、床への影響が大きいため、それに柔軟に耐えられるようにするための施工となっているそうです。
ちなみに関係ないですが、上記の写真で床に青い線が大きく書かれているのが分かりますでしょうか?
この部分はちょうどダイニングの部分なのですが、2階にはこの青枠が4箇所に分かれて書かれており、この部分に床暖房システムが配置されるそうです。
ちなみに、このあと2週間後に工程表をみると「SL」とあったので何なのか聞いてみたところ、「セルフレベリング」とよばれる工事で、2階の床を平らに均すためにモルタルを薄く全体的に敷いていき、モルタルの液体性能で表面張力により水平になる作用を利用してモルタルを全面に敷く工程があるようです。
内部配管
既に床が固まっているため、ところどころ内部配管が施されております。
上記は1階のトイレの下水道管と給水管です。(下側のパイプと水色のホースのようなもの)
その上にある四角いのは、最終的に床下点検口になる部分で、工事中は換気扇を設置しているそうです。
上記の写真の左側にある長いホースのようなものは、2階の水回りに水を運ぶための給水ヘッダーと呼ばれるものが、1階のウォークインクローゼットの天井部分に設置されるそうで、そこへ水を運ぶための配管だそうです。
更に給水ヘッダーから各所への配管や、給湯からの配管などはここに置かれている配管がこのあと設置されていくそうです。(来週の工事がこれ)
また、電力系などのケーブルを1階から2階にあげていくための配管が玄関ホールの壁側に配置されていました。
我が家のブレーカーや情報分電盤などがウォークインシューズクローク内に設置されるので、その近くのこの場所ということなのかと思います。
私の小さな書斎のあたりの壁側に、このような穴が開けられていました。
これは屋根から雨水を地面におろす際に、外壁になるべく配管を目立たなくするために、屋内配管をしており、それがこの部分から外に出ていくための穴になっているそうです。
こちらは太めのパイプが2本刺さっていますが、1本は屋内換気をするための通気孔、もう1つがエアコンのための配管です。
こちらは、2階のトイレ部分と浴室部分ですが、それぞれ換気扇用のパイプが用意されています。
関係ないですが、天井部分に付いている三角の銀色のは、屋根にアンテナが立つ部分で、アンテナを強風などで倒れないように支えるための強化するものだそうです。
ベランダ防水工事
ベランダやそらのまとなる部分も、前回来たときはヘーベル板が敷かれていただけでしたが、防水シートを施工されておりました。
そらのまにはこの上に今回ウッドデッキが配置されますが、その他のベランダ部分はこれが最終形の床面になるそうです。
現場見学会
実は本日と来週には、以前に私も参加した現場見学会が我が家でも実施されるそうです。
現場見学会実施の前日に行ったので、既にその準備がされていました。
現場見学会に参加すると、ヘーベルハウスの様々な特徴を設計主任の方などから説明を聞けることや、その説明中に30分間外壁材(ヘーベル板、モルタル、サイディングの3種類)をガスバーナーで熱し続けどうなるかを確かめる耐熱・耐火実験などがみれます。
これは参加してとても良かったと思ったイベントだったので、ヘーベルハウスを検討されている方は、是非参加されると良いと思います。
子育てテーマを増やす予定
このブログは基本的に、家造りやヘーベルハウスでの生活について書いていこうとはじめましたが、子供も2人目が産まれましたし、恐らく子育てとセットでマイホーム計画を考えられている方も多いと思うので、今後子育てネタも書いていきたいと思います。
引き続きよろしくおねがいします。