けーいちです。 前回までヘーベルハウスのキッチンHシリーズの3メーカーを紹介してきましたが、今回はFシリーズのクリナップとなります。Fシリーズはクリナップのみの選択となります。
Hシリーズに比べるとサイズやオプション等、選択の幅が少し狭まるものの、十分な機能性をもちつつ、費用はそれなりに手頃な価格に落とせます。
- ヘーベルハウスで建てることを検討されている方
- クリナップのキッチンについて気になる方
- 設備仕様の検討を進められている方
Fシリーズ クリナップ
クリナップのキッチンは、メーカーのラインナップとしては4種類ほど提供されておりますが、ヘーベルハウスのFシリーズとして選べるキッチンは「STEDIA」をベースとしたものになるようです。
ただし、こちらも他と同様に様々な点でヘーベルハウス仕様となっている部分がありますので、メーカーのショールームで確認をする際は注意をしてください。
選べるサイズは、26I型、23I型、24P型、27P型の4パターンとなります。
主な特徴
流レールシンク
シンクの中のゴミをどんどん排水口に流してくれる「流レールシンク」。排水口側が自然に流れやすくなるように勾配がついているうえ、シンクの周りにゴミを流しやすくするためのレールがついていて、シンク内にゴミが溜まりにくくなっています。
また、シンクの表面はエンボス加工となっている「美コート」が採用されており、鍋などが擦れても点の接点となるため傷が付きにくくなっています。また、油汚れなどの下に水が入り込んで簡単に汚れを落としやすくなっています。
キャビネット
よく使う包丁やラップ、鍋などが手前に専用の収納スペースが用意されているため、少し引き出しただけで取り出しやすく、しまうところが決まっているため、整理がしやすく簡単にしまうことが出来ます。
また足元収納も、ストック収納として大容量の季節モノやたまに使用する調理器具などを収納することが可能です。
洗エールレンジフード(選択仕様)
2ヶ月に1度「洗浄」表示がされたら、給湯トレーにお湯を入れてボタンを1回押すだけで、換気扇のファンとフィルターを自動洗浄してくれる機能です。
しかも通常のレンジフードファンの場合、手洗いで行うと50分ほど掛かる作業が、自動洗浄で10分で完了するので、時短できれいを保てるレンジーフードファンです。
選択仕様
カウンター
選択仕様として書きましたが、人造大理石かステンレスをどちらも基本仕様として選択可能です。
ただし、ステンレスはI型のみでシンクをステンレスシンクを選択した場合のみ選択可能となります。
また、逆に人造大理石を選択した場合は、シンクも人造大理石となります。
シンク
こちらも全て基本仕様として同額で選択可能です。ステンレスシンク(コーナーを三角コーナーにするかプレートにするかの2パターン)と人造大理石が選べます。
なお、流レールシンクはステンレスシンクのみの仕様です。
コンロ
コンロはガスコンロとIHヒーターの2種類と、レンジフードファンとの連動があるかなどから選択が出来ます。
水栓
基本仕様は浄水器一体型の水栓となっています。
選択仕様としては、浄水器と別々になったタイプやタッチレス水栓が選択出来ます。
レンジフードファン
レンジフードファンは、上図の薄型のものが基本仕様となります。
選択仕様として、上記の特徴でお伝えした洗エールレンジフード対応のものや、お手入れが簡単な「リーフプレート」を使った立体構造フィルター搭載の「とってもクリーンフード」のものが選べます。また、形として薄型とサイド型が選べます。
食器洗乾燥機
基本仕様では食器洗乾燥機は付属しません。
食器洗乾燥機を選択する場合は、プルオープンタイプ、プルオープンディープタイプの2種類から選択可能です。(深さが異なる)
まとめ
ヘーベルハウスのキッチンFシリーズのクリナップを紹介いたしました。
Hシリーズと比べ、ワークトップのデザイン性や機能性などの特徴はなく、レンジフードファンについても10年間お掃除不要のオイルスマッシャーなどが選択出来ないなどの違いがありますが、基本的に普段使いとして必要な機能性を十分に揃えられているキッチンです。
また、クリナップでは更に上位ランクにあたるCENTROという商品もあり、こちらはHシリーズの3メーカーにもない特徴が様々取り揃っているものです。
特に広々としたシンクと調理スペースの両方を欲しいと思われる方や、ガスコンロとIHの両方が使えるという、他では見たことのない発想の機能などが得られます。
リフォームすることを検討されている方にも大変オススメですので、リフォームの提案を受けたいという方は、是非下記から提案を受けてみてはいかがでしょうか?