基礎工事(配筋)

f:id:k1nakayama:20211003005638j:plain

けーいちです。 まずはじめに、この記事でなんと100投稿目となりました。100投稿することを最初の目標にしてきたので、ここまで続けられてとても嬉しいです。これも皆さんに読んでいただけてるという事によるモチベーションアップに他なりません。ありがとうございます。引き続きまったり続けていきたいと思いますので、よろしくおねがいします。

 

さて、本日は今週月曜日から始められていた、我が家の基礎工事の様子を見学しに行ってきたので、その様子をレポートいたします。

 

こんな人にオススメ
  • ヘーベルハウスの基礎工事について興味ある方
  • これからヘーベルハウスでマイホームを建てる予定の方
  • 我が家の建築状況に興味を持っていただける方(←いますかね?)

 

 

現在までの経過

我が家の土地は地盤改良工事がギリギリ不要というレベルの強度だったので、地盤改良工事は行われず、いきなり基礎工事からスタートです。

9月16日に地鎮祭を行い、9月18日着工という予定が少しずれ、9月27日着工で始まりました。

 

実は工事課の監督さんとの話では、私が本日見学に行きたいという話を着工前後で伝えていたら、「本日の夕方に配筋型枠工事の社内検査を実施できるように進めます」と言ってくれてたのですが、あいにく昨日は台風16号の影響で1日中大雨と強風に見舞われたため、工事は行えず結果本日の検査も延期され、もともとの予定だった5日に行われる事になりました。

 

本日私が13時半頃に現場に到着してみると、こちらのように根切り、地業と呼ばれる作業が完了している状態で、ちょうどこれから、配筋に入るところでした。

f:id:k1nakayama:20211003012728j:plain

根切りというのは、基礎のベース部分を地面に埋め込むために地盤を掘り下げる作業で、ブルーシートで覆われている部分が一段下がっていることが分かるかと思います。

地業は、掘り下げたところに砕石で転圧をして地盤を均していく作業です。これにより地盤面が安定化するようです。

また、地盤面には墨出しがされており、これからどのように配筋がされていくかが分かりやすくなっています。そこに捨てコンクリートと呼ばれるコンクリートがところどころ配置されており、そこを目印にした形で配筋が行われていくようです。

 

ちなみに、この日作業にあたっていた職人さんは2名で、旭化成住宅建設の下請け業者で基礎工事を行われている業者さんのようでした。

台風後の一番暑くなる昼過ぎということもあって、現場の気温は30度以上(私の日産リーフの外気温調べ)になっており、私も現場で見学しているだけでも汗だくになるレベルでした。職人さんたちは、下記のような空調服というのでしょうか?ファンが付いた作業着を着て作業にあたっていました。

 

配筋工事

私が見学に行ったときにちょうど作業が始められていたのが、配筋工事という作業でした。

この工事は、基礎のコンクリート内に入る鉄骨を配置する作業になり、その中でも最初に行われる作業(私が本日見ることができた作業)は、ベース筋と呼ばれる逆T字型の基礎の土台部分になる鉄骨を配置していく作業がされていました。

f:id:k1nakayama:20211003014148j:plain

この写真の鉄骨の山が我が家の基礎に使われるものの全てだそうです。

木材で区切られた部分から上に乗っている平べったい感じの鉄骨がベース筋です。

このベース筋の幅が基礎の幅になるわけですが、この幅はその土地の地盤強度や建物の大きさなどにより、それぞれ異なってくるようです。

我が家は前述の通り、地盤強度は地盤改良工事がギリギリいらないレベルだったため、必然的にベース筋の幅がとても広くなり、一番広い幅のところで1.4mもあるそうです。

 

ちなみに、このベース筋の下にある鉄骨は、立ち上がり筋と呼ばれる鉄骨で、ベース筋の上に実際の基礎として地上にお目見えしてくる部分に入る鉄骨になります。

f:id:k1nakayama:20211003014930j:plain

更に上記の写真の鉄骨の裏には、柱部分の基礎に使われるのであろう、ゴツいアンカーボルトなども用意されていました。

 

ヘーベルハウスの配筋用の鉄骨は、すべて工場で加工され現場に届けられた後、それぞれの鉄骨につけられた紙と設計図らしきものとを照らし合わせながら、配置していく感じで進められていました。

f:id:k1nakayama:20211003015356j:plain

基礎の幅は建物の重量等を計算して設計されて、それぞれの場所についてどれぐらいの幅にするべきかを算出しているとのことなので、大体の位置があっていればよいのではなく、ピッタシ配置がされていないと設計と食い違いがおきます。

配置をしていく際に職人さんがベース筋を測って印をつけたりしていたので、何をしているのかよく見てみたら、このように、墨出しされた基礎の中央を表す線と重なるように丁寧に配置をしていっていました。

f:id:k1nakayama:20211003015223j:plain

 

そして、せっかく丁寧に配置していっても何らかの衝撃などでズレてしまっては元も子もないということで、配置したベース筋を全て繋いでいく形で追加の棒状の鉄骨と配置したベース筋とをワイヤーのようなものでくくりつけ、ズレないようにしていったり、ベース筋が重なり合う部分など(コーナーのあたりは重なり合うようになっていました)は、それぞれを下のようにワイヤーでくくりつけるという作業をしていっていました。

f:id:k1nakayama:20211003015916j:plain

 

約40分後にはこのように、ほぼ全てのベース筋が配置されていました。

f:id:k1nakayama:20211003020647j:plain

 

これを見て思ったのですが、ベース筋のところは全てコンクリートで埋められる形になるわけですが、連続布基礎のヘーベルハウスではあるものの、我が家の基礎はほぼほぼ全体がベタ基礎のようにコンクリートで覆われそうだなぁという印象を受けました。

ベタ基礎と布基礎のどちらがよいとかは、様々な意見があるようなのでなんとも言えませんが、ポジティブにヘーベルハウスの元々のウリである最強の強度や安定感を誇る基礎を作り上げている連続布基礎で作られつつ、ほぼベタ基礎という部分でベタ基礎の良い点も享受できるという、良いとこ取りな基礎になる予感と考えています。

 

今日は上記の工程までを見て帰宅したわけですが、おそらくこの後今日は立ち上がり筋まで終えられ、月曜日に型枠がつけられて、火曜日に社内検査(この日は第三者機関の検査も同時らしい)となるのかなと思っています。

 

基礎工事のまだ最初の段階を見ただけで、思った以上にワクワクしてきた自分がいて、今後がとても楽しみです。

 

火曜日の検査についても、今の所仕事を半休とって立ち会いする予定でいるので、その様子は次回お届けできればと思います。