子供部屋の間仕切り壁と可動式収納

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けーいちです。 今回は、私がヘーベルハウスの担当さんから提案された間取りプランの中で、最初に悩んだ子供部屋の間仕切り壁について、その検討内容を紹介したいと思います。

 

こんな人にオススメ
  • 子供部屋についてどのように作るか検討している方
  • まだ小さいお子さんがいたり、これから2人目などを検討されている方
  • 子供部屋を個別に設けようと考えている方

 

 

提案された間取り

最初に担当さんから提案された間取り(1F)はこのような間取りでした。

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後に、想定していた土地が変わったことなどから、間取りは大きく変わっていますが、最終的な間取りでも子供部屋の形はほとんど変わっていません。

 

上記の間取りを見たときに、妻と最初に悩んだのは、この子供部屋を間仕切っている可動式収納でした。

今子供は長男(3歳)だけですが、今年11月には二人目が産まれる予定です。ただ、この検討をしていた4月中旬頃にはもちろん、実は今もまだ二人目の性別が分かっていません。

そのため、二人目も男の子だったら、可動式収納でも良さそうだけど、女の子だったらどうだろう。。。といったことを悩んでいました。

 

また、将来子どもたちが家庭を持ち、たまに実家に泊まりに来た際には、自分たちが使っていた部屋に泊まる形にするだろうから、兄弟の2家族が同時に泊まりに来た際には、可動式収納で間仕切られているとはいえ、隣の部屋に声が丸聞こえだったりしないだろうか、などといった懸念をしていました。

可動式収納

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※カタログから写真をお借りしました。

提案にあった、可動式収納は上記の写真のような形で部屋を間仕切ることができ、間仕切りとして使わない場合は、下記のように部屋の隅に寄せて収納として使えるものです。

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この収納を動かす際には、このような台輪に内蔵されているクランクを回すことで、収納を固定したり、解放して移動させることができるようです。

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なかなか便利な収納ですよね。

このような形でしっかり固定できて部屋のサイズにピッタシ入るサイズであれば、それほど音漏れも気にならないかもしれませんが、実際のところどうかは分かりません。

 

ちなみに、収納のタイプもいくつかあります。

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子供部屋の収納としては十分ですね。

 

後から間仕切り壁を作る場合

今回の新築時点ではなく、リフォームとして将来間仕切り壁を作った場合、どの程度の金額がかかりそうか営業担当さんに聞いてみました。

そうしたところ、壁の作り方などにもよるものの、それだけであれば10万円〜20万円程度で作れるそうです。

リフォームっていう響きだけで、軽く100万前後の金額が出ていくのかと思ったのですが、意外と安くやれそうなことが分かりました。

 

我が家の結論

我が家の結論としては、今回の新築時は可動式収納を入れておき、子供が小学生ぐらいまでの間は間仕切ることもせず、2部屋を大きな一部屋として使いつつ、将来的に間仕切り壁が必要となってきた際に、リフォームをして壁を作ろうということにしました。

 

そもそも、子供が小学生ぐらいまでは、自分の部屋を与えず、学校の宿題などはLDKで親の見える範囲でさせたいというのがありました。

小学生のうちから自分の部屋を持ってしまい、そこに閉じこもってしまうと、家族での会話なども減り、様々な問題に気づきにくくなると考えたからです。

最近ではヘーベルハウスも「NEST空間」という提案をしていて、小学生ぐらいまでは家族みんながリビングで一緒にいる時間を増やすような形を想定しています。

この考え方はとても気に入っていて、子育てなどの観点からも我が家でも取り入れようと考えました。

 

また、中学生ぐらいになってきて勉強に集中したいという場合でも、恐らく可動式収納で間仕切る形でも十分かと考えており、子供が高校、大学ぐらいまで成長した際の十数年後にリフォームを検討したらよいかと考えました。

 

ちなみにこれは最近知ったことですが、もしも最初から間仕切り壁にして2部屋を完全に分けた場合、左側の部屋は西側になり、採光が得られないということから、建築確認申請においては、非居室(納戸)として提出することになるようです。

この採光については、昨日書いた記事で説明していますので、よろしければそちらもお読みください。

 

今回は子供部屋の壁について、検討したことを紹介いたしましたが、マイホームを検討している方の多くが、子育て世代ではないでしょうか?

これから十数年は続く子育て環境をマイホームで少しでも良くしていきたいですよね。

そのように感じている方は、是非こちらの持ち家計画さんで、子育てしやすい住まいを見つけてみてはいかがでしょうか?