けーいちです。 今週末にいよいよインテリアの打ち合わせになるのに備え、新調予定の家具のイメージと比較材料を持っておこうとIKEAに行ってきました。
今回はそこで勃発した問題を紹介したいと思います。
- 新居での家具を新調しようと考えている方
- 具体的な家具選びはインテリア打ち合わせ後に検討と考えている方
- 新調する家具はIKEAなどで購入しようと考えている方
我が家で検討中の新調家具
先日までにお伝えしてきたとおり、収納系は基本的新居ではヘーベルハウス側で同時に用意してもらう形になっているので、収納に関連した家具の新調はなく、寧ろ廃棄が大量に出る見込みです。
ですが、下記の3つだけは5年前後使ってきて、既に汚かったり壊れかけていたりするので新調しようと思っています。
- リビングに置くソファ
- テレビボード(リビング)
- ダイニングテーブルセット
上記の特にソファやダイニングテーブル、この他だとベッドなどは新調したいと考えている方は多いのではないでしょうか?
IKEAに見に行って起きた問題
冒頭にお伝えしたとおり、これから始まるインテリア打ち合わせに備えて、新調する家具のイメージを膨らませておこうとIKEAに行ってきました。
実は私自身はIKEAに行ったのは初めてだったのですが、これまでに私が使ってきたニトリなどと比べるとおしゃれな家具が多いと聞いて、インテリア打ち合わせ後でも良いけど、ちょうどコストコに行こうと言う話が出たので、近くにあるIKEAにも寄ろうみたいな感じで行くことにしました。
IKEAに行ってみて感じたのは、とにかくフロアが広く、本当に多くの家具が展示されていて選び切れない感じでしたが、確かにこれまで見てきたものと比べると、どこかおしゃれ目なイメージがありました。
予めヘーベルハウスの担当さんからソファのサイズを検討するための情報として、間取り図に寸法を書き込んでもらいました。
(この間取り図ここ数日ほぼ毎日使っている気が。。。)
このLDK22.2帖のところに記載されている、2576.50というのが、ソファが入るスペースの有効寸法で人が通るスペースなども含めたものになります。
3007はダイニング側の有効寸法ですね。
今使用しているソファが、ニトリの電動リクライニングの3人掛けソファです。
実はこのソファも横幅194cmあり、ソファの両サイドをスペースを空けようとすると、スペース的に少し通りにくい感じになりそうなのですが、片側を間取り図のイメージの通り壁にくっつけてしまえば、50cm以上空く感じになります。
私はこの間取り図をもらって、22.2帖という広さと、257cmをメジャーで測ってみた時の感じから、「今よりもすごく広くなる!」と感じてあまり細かな寸法を考えずにすごしてきました。
そして実際にIKEAに行ってみたところ、イメージしていたカウチソファのようなものはいくつも展示されていて惹かれたのですが、持っていったメジャーで寸法を測ってみると、なんとどれも250cm前後、下手すると280cmあったりするのもありました。
例えばこんな感じのですね。これが250cmぐらいの横幅です。
間取り図と照らし合わせると、このソファを入れたら人が通るスペースが無くなってしまうではないですか!
この時、私の中には急に色々な焦りや戸惑いが湧き上がってきました。
早速担当さんにLINEし、相談をしました。
間取り図を見ると、キッチンとランドリースペース側の壁の間のスペースが、ドア1枚分(約90cm)空いていることが分かります。
ここを例えば40cm縮めることで、その分空けられるから、どうにかソファが置けるかなとか、そういうことも考えましたが、今度はキッチンからダイニングへの導線が狭くなり使いづらさが明るみに出そうです。
そうなると、キッチンのサイズを少し小さいサイズにしないといけないか・・・。
こんな事を色々考えつつ、今のソファなら入るわけだから、新調するのを諦めるとかも考えました。
そして、そんな事を色々考えている時気づきました。
実はIKEAのソファはどれも比較的サイズが大きめだということです。
なので、今回の問題はもっと色々なお店で検討してみることで、適切なサイズのものを見つけられそうということで解決しました。
(但し、現状使用しているソファを持って行っても、50cm程度しか空いていないことを考えると、想像していたよりも広くないことを認識させられた感じです)
※あくまでも今回我が家のリビングにはIKEAのソファがサイズ的に合いそうなものが無かっただけで、IKEAが悪いわけではありません。そらのま用のテーブルセットなどは良さそうなものを見つけられたので、有力候補だったりします。
新調家具を検討するタイミングと方法
実は私がこの問題で最初に頭によぎった焦りの点は、まだ建築確認申請は出していなかったよな?という点です。
注文住宅で家を建てる時は、ハウスメーカーによって若干の流れは違うかもしれませんが、基本的に請負契約を締結後、詳細な間取りプランを決定し、インテリア打ち合わせをした後、変更契約を締結し着工となるのですが、このインテリア打ち合わせの前後の段階から建築確認申請というものをハウスメーカー側で行っています。
この建築確認申請は、これから建てようとしている建物が、建築基準法に則って建てられていることを、建築確認審査を行う第三者機関に提出し問題ないことを確認してもらうものです。
そのため、建築確認申請を提出した時点から後では、原則として間取りプランに絡む修正は行えなくなります。
今回の問題で、キッチンを少しずらしてとか、キッチンのサイズを小さくして、などということをやるぐらいであれば間取りプランに影響ないかというと、影響することが多分に考えられます。
例えば、40cmずらすことで、レンジフードファンの位置が変わるため、排気ダクトや換気口の位置が変わります。場合によっては梁などの穴の位置によってはダクトを通せなくなることもあるため、梁の位置などを変更する必要が出るかもしれない大きな変更の可能性もあります。
また、キッチンという重量の大きい設備の位置が変わるわけなので、それに伴い制振装置の位置などを変える必要が出るかもしれません。
このように、建築確認申請を出した後では、数十センチ設備をずらしたり、大きさを変えたりするだけで、大きな影響があるため、それらの変更を加えられなくなるということになります。
そうなると、現状の間取りプランの範囲で選べる家具を入れるしか選択肢はなくなります。
建築確認申請は数週間掛かることもあるようなので、基本的に着工前に行う最後の打ち合わせになってくるインテリアの打ち合わせと並行して進められます。
つまりインテリアの打ち合わせを開始したあとでゆっくり家具を選んでいて、今回のような事実に直面した場合、選択肢が限られてしまうということになります。
そのため、新調家具を検討する場合は、自分のイメージしている家具が現在の間取りプランで問題なく入れられそうかを間取りプランの詳細打ち合わせ時に確認しておくことが重要です。
また確認時の方法ですが、下記の流れで行うとよいです。
- 今回私が行ったように購入予定の家具の配置に対する有効寸法を教えてもらう
- Amazonや楽天市場などのECサイトでイメージにあった商品を探す
- 商品の詳細寸法を確認し、配置した際に問題がないかを確認してみる
- 場合によってはサイズを伝え間取りに反映してもらう
IKEAやニトリなどのショールームに行って確認すると、空間が大きい中に置かれている家具なので、小さく見えたりします。
ですが、実際に自分の家に配置してみたら、想像以上に大きすぎた、という話はよくあるものかと思います。
そういった感覚で決めると後悔しかないとおもうので、必ずネットで寸法を確認し、間取りに当てはめてみた上で、感覚ではなく、定量的に判断すると良いと思います。
新調家具を自分で購入する際の注意点
また、基本的にどのハウスメーカーでも、家具をハウスメーカーに頼んで一緒に入れてもらうことも可能です。
ですが、当然ハウスメーカーを通す分、購入価格は高めになります。
そこで、家具は自分で購入して入れようと考えている方も多いと思います。
その場合、少なくとも下記を注意して検討しておくと良いです。
- 原則として住宅ローンには組み込めない(手持ち資金で購入する必要がある)
- 原則としてハウスメーカーから家の引き渡しを受けた後でないと入れられない
- 購入した家具が必ず設置できるサイズであることや、搬入できるサイズであることが保証されない
- 家具の組み立てを自分で行う必要がある場合がある
- 住宅ローンが余った分を繰り上げ返済する場合、金融機関によっては手数料が発生することがある
ネットで検討・購入する際の参考サイト
Amazon
楽天市場
ベストバリュースタイル(ベッド専門店)
カーサカーサ(ソファ・椅子・テーブル・テレビボードなど)