けーいちです。 今回は、ヘーベルハウスでマイホームを建てる際の、外壁をキレイに保つことができる光触媒コーティングの「デュラ光」について、我が家での検討内容も含めて紹介いたします。
- 外壁をキレイに保ちたい方
- ヘーベルハウスでマイホームを建てる予定の方
- 交通量の多い道路や海に近いエリア、学校等の砂埃が舞いやすいエリアに家を建てる予定の方
デュラ光とは
デュラ光は、ヘーベルハウスの外壁専用の光触媒コーティングです。
ヘーベルハウスの外壁に使われるヘーベル板について、以前の下記の記事を合わせてお読みください。
家が建ってから何年、十数年と時間が経過するにつれ、外壁に雨スジ状の汚れが付いていたりするのを見たことはありませんか？
空気中のススやホコリなどの汚染物質が外壁に付着することにより、そのような汚れになっていくようです。
光触媒は、太陽光が当たると化学反応で壁面に付着した汚れを分解し、表面に親水作用が生じることから、雨が降った際に、雨水が汚れの下に入り込んで雨水と一緒に汚れを流してくれることにより、きれいな状態を保ちやすくするものです。
デュラ光の特徴
耐用年数30年相当
ヘーベルハウスでは下記の記事でも紹介している通り、外壁を含む家全体の集中メンテナンスが引き渡しから30年後に行われます。
この30年集中メンテナンスの際に主に行われるのが、外壁の塗り替えなどとなるようですが、雨漏り等を起こすことがない状態に外壁塗装は30年以上保たれることを保証されているものの、やはり長年空気中の汚れなどにさらされれば、それなりに外壁塗装は汚れてきてしまいます。
その点、光触媒の力により、セルフクリーニングしてくれるため、光触媒の力が続いているうちはきれいに保てそうです。
そうなると、光触媒の力がいつまで長持ちするかが、問題になりますよね。
デュラ光は、集中メンテナンスを行う30年相当の期間効力が続くように設計されているようです。
光や雨が当たらない場所でも汚れにくくする効果
光触媒は、上記で説明したとおり、太陽光によって化学反応を起こし、雨水によって汚れを洗い流す仕組みです。そうすると、常に日陰になりやすい北側の壁面などは光が当たらず化学反応が起きにくいため、効果がなさそうです。
その上、光触媒の関係により、藻が生えやすくなり逆に汚くなるという作用もあるようです。
ヘーベルハウスも数年前までは、光の当たりにくい壁面へのデュラ光は、上記のようなことから原則禁止という形だったそうです。（私の担当さん曰く）
近年の研究の成果により、デュラ光は親水物質を配合したハイブリット設計により、光や雨が当たりにくい場所においても、汚れが付着しにくい効果があります。
我が家での採用検討
我が家の外壁は、下記の記事でも紹介したとおり、ホワイト系の石白を選びました。
白系を選ぶ際にやはり懸念が大きかったのが外壁の汚れです。
そのため、我が家では、デュラ光はかなり最初の時点から採用したいという話をしていました。
ちなみに、メテオブルーなどの濃い色にはデュラ光は対応しないそうで、白系などの薄い色の外壁のみ採用するか否かを選べるそうです。
ですが、我が家の立地や周りの家の外壁の汚れがそれほど目立っていないことなどから、担当さんのほうで不要と判断し変更契約直前で、デュラ光について私から確認をし、検討する形になりました。
我が家にデュラ光を入れると、約25万円ほどとなる見積もりでした。
様々な検討をしていく際に、ところどころ担当さんの家の話も持ち上がっていたので、デュラ光について聞いたところ、担当さんの家は、旭化成ホームズ社員あるあるの、白系を避けて濃い色らしく、そもそもデュラ光を入れられないものだそうで、残念ながら参考になりませんでした。
しかしながら、とても参考になる話を聞いたのが、外壁をきれいに保つためになにかしているかを聞いたところ、高圧洗浄機のケルヒャーを使用して、年に2回ほど外壁を掃除しているそうです。1階部分はどうにかできそうでも、2階部分はどうしているのか聞くと、ベランダからやっているそうです。
この話を聞いて、私達夫婦の意見は固まりました。
間違いなく年2回とはいえ、その作業を毎年やり続けられる自信はない。ということで、我が家はデュラ光を採用することにしました。
そこまでホコリ等がひどくない地域で、年数回そのような作業をすることが苦ではなさそうという方には、上記のケルヒャーは外壁の掃除だけではなく、様々な場面で使えるスグレモノらしいので、検討してみると良いのではないでしょうか
