けーいちです。 今回は、土地の購入を検討されている方向けに、検討地域の土地の取引価格について調べる方法をご紹介したいと思います。
というのも、既に私は土地の購入は終えていて、来週にも着工というフェーズなわけなのですが、先日国土交通省から土地の取引価格情報提供制度について、調査回答の依頼が来たため、そこでこの制度やサイトについて初めて知ったため、これから土地を購入される方には、是非知っておいて損がないものと思い、お伝えしたいと思います。
- これから土地の購入をしようと思っている方
- 検討中の地域の取引価格を知りたい方
- 所有している土地の売却額を検討したい方
取引価格情報提供制度
不動産取引を誰もが安心して行えるように、国土交通省が数多くの取引価格情報をアンケートにより収集し、インターネットを活用して情報提供していく制度です。
この制度では、土地の登記を行った方に国土交通省がアンケートを送付し、取引対象の土地についての情報や取引価格、購入後の利用用途などを情報収集し、サイト上で個人情報等に留意し誰もが簡単に無料で閲覧できるようにしています。
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
取引価格を調べてみる
まずは下記のサイトにアクセスをします。
調べたい地域などの条件を選択して検索をします。
結果が表示される
この結果から下記のような内容が分かります。
- 所在地
- 最寄り駅と距離
- 実際の取引総額(建物の情報が記載のあるものは、建物の価格を含む総額)
- 土地の面積、形状、坪単価、平米単価
- 建物の延べ面積、構造、建築年、用途
- 今後の利用目的
- 前面道路の幅員、種類、方角
- 建蔽率、容積率
- 取引年月
上記のような内容が確認できるので、実際に購入しようと思っている地域で、どの程度の価格が妥当なのかなどを確認することができます。
ちなみに、実際の取引総額は、更地を購入した場合と、古家ありで購入した場合、建売で購入した場合の全てにおいて、取引総額となります。
ただ、更地の場合であれば、建物の情報は載っていないものがそれらしくなりますし、建築年と取引年がほぼ同じであれば建売と思われます。
ただし、古家ありで購入した場合は、アンケートに答えた方が建物付きで同時に購入したという認識で回答していない場合、土地のみの取引価格として回答しているはずなので、このような場合建物の情報は載ってきません。
ですので、一般的に古家ありの場合は更地に比べて数百万程度安く取引されるケースが多いため、その程度の誤差は生じてくるものと考えて見てみると良さそうです。
ちなみに、検索結果の右上に「土地取引価格の概況」を見ると、近年の取引価格の推移が分かります。これによって、土地の価格が上ってきているのか、下がってきているのかなどが容易に把握できます。
このシステムによって、検討中の地域の土地価格が把握できますので、あとはその地域でいい物件を見つけられるかとなってきます。
ただ、同じ地域であっても、形状や細かな立地などによって、実際に建てる家の内容も大きく変わってきます。
このあたりは、土地探しや家造りのプロに提案をもらうことが、時間や手間を掛けずに理想のマイホームを建てる一歩になるはずです。
是非、これから土地を購入し注文住宅を建てようという方は、下記から提案をもらってみてはいかがでしょうか?